フラワーデモに参加できなかった感想。フラワーデモとは何でどうやって参加する?

3月8日の国際女性デーに合わせて全国でフラワーデモが開催されました。新型コロナウイルスの影響で中止や延期、オンライン開催など変更したところも多くありましたが、今回も多くの人が関心を持つきっかけになったようです。

フラワーデモに参加できなかった感想

フラワーデモのことを知ったのはNHKドキュランド「私のような少女たちへ」という番組を見て、性虐待について調べたときです。2019年の4月に1回きりの予定で始まったイベントがどんどん広がって毎月全国各地で開催されると知り、家から近い開催場所を調べて、3月8日には参加しようと心待ちにしていました。

ところが新型ウイルスの影響で、その開催場所が中止になってしまいました。
残念でしたが、ツイッターなどで各地の様子を見て、多くの人がフラワーデモに関心を寄せていることに心強さを感じました。

NHKドキュランド「私のような少女たちへ」の記事はこちらです。

これは実父からの性虐待を受けて子どもを二人生んだアフガニスタンのカテラと言う女性が、テレビに出演しそのことを話したことから、周りが話を聞いてくれるようになり、裁判を起こすまでになったという実話です。

この女性のように自分に起こったことを口に出すことで、自己肯定感を持つことができるのだと思いました。

フラワーデモもマイクに向かってたくさんの女性が自分に起こったことを話していました。震えながら、泣きながら、初めて口に出すことで、抱えていたものを手放せたと話す女性がたくさんいます。

今回は参加できずに残念でしたが、次回は参加したいと思います。


フラワーデモとは?

2019年3月に性犯罪の無罪判決が4件相次いだことに危機感を抱いた作家の北原みのりさんらがネットで呼びかけ、4月11日に約400人が東京駅前に集まりました。

マイクの前で自分の体験や思いを語る人が2時間途切れなかったそうです。それが第1回フラワーデモとなり、各地で毎月11日に性暴力をなくそうと訴える「フラワーデモ」が開かれるようになりました。

参加者のなかには#Metooや#WithYouのプラカードを持つ人もいます。花を持ったり花柄の服を着たりする人も多いようです。シュプレヒコールも行進もなくただ思いを語りそれを聞くのだそうです。

1回限りの開催のつもりだったそうですが、開催を求める声が多くその後1年に渡り毎月開催されています。開催場所も増えて、今では日本全国47都道府県と、スペインのバルセロナで開催されているそうです。

2020年3月8日がちょうど12回目で、新型コロナウイルスの影響で中止のところもありましたが、オンラインでの開催や、4月に延期するなど対応がありました。この活動はこれからも続くという事です。この活動がもっともっと広がっていくといいと思います。

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フラワーデモに参加するには?

フラワーデモは全国各地で開催されているので、ご自分の近くの開催場所を調べてその場所に行くことで参加できます。

各地の開催場所はこちら

多くの人は花を持って行くようです。花柄の服を着ていく人もいます。#Metooや#WithYouのプラカードを持つ人もいます。
そこではシュプレヒコールもなく、歩くこともなく、マイクが置いてあるだけで、話したい人がマイクに向かって話をするのだそうです。

その場で初めて自分の体験を話すことができた人もたくさんいます。背負っていた荷物を下ろすきっかけになる場所なのですね。

聞いている人は聞くことで体験を共有できます。一人でも多くの人が「知る」ことで社会を変える力につながると思います。


まとめ

性虐待について私自身もそれに近い体験があり、周りにも体験者は少なからずいます。女性はもちろん男性の体験者からも話を聞いたことがあります。この問題は女性だけの問題ではなく、世の中の人みんなが考えていく必要があるのではないでしょうか。

日本から始まったフラワーデモが、世界にも広まっていくといいし、性虐待に対する考えや日本の司法の在り方も変わっていく必要があると思いました。

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