「TIGER & BUNNY」(タイガーアンドバニー)は、2011年に放送されたサンライズ制作によるアニメ作品です。
この記事では、「TIGER & BUNNY」に登場したマーベリックの正体について解説していきます。
マーベリックについて、「事件の黒幕」と「ヒーロー界のお父さん」という両面から解説していくのでお楽しみに!
2022年4月にはファン待望の新作「TIGER & BUNNY2」の配信が予定されています。
「TIGER & BUNNY2」配信を前に、前作の黒幕であるマーベリックについておさらいしておきましょう!
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目次
タイバニでマーベリックの正体は?
アルバート・マーベリックとは?
アルバート・マーベリックとは、「TIGER & BUNNY」の舞台であるシュテルンビルトを牛耳るメディア王です。
各ヒーローのスポンサーでもあるシュテルンビルト7大企業のまとめ役であり、アポロンメディアのCEOと「HERO TV」を放送するOBC社長を兼任しています。
どうも!TIGER & BUNNYのどちらでもない方、マーベリックです!
バーナビィ…。#TIGER & BUNNY pic.twitter.com/rrAUq45Y2F
— 老人 (@Roto_Game) March 7, 2014
アポロンメディアは主役の鏑木・T・虎徹(かぶらぎ・てぃー・こてつ/通称おじさん)とバーナビー・ブルックス・Jr(通称バニー)のスポンサーであるため、虎徹とバーナビーの上司とも言えるでしょう。
恰幅の良いいかにも重役といった外見の人物でリーダーシップ能力も高く、シュテルンビルト市長に対する発言力もあります。
ジェイク・マルチネス一派のテロに関する責任追及を逃れたいがためシュテルンビルト市長に対し、毅然とした態度で接する様子が印象的でしたね。
「TIGER & BUNNY」1クール目が終わる辺りまでは、まさに理想の上司・人格者といった人物でした。
バーナビーとの関係
バーナビーにとっては育ての親とも言える人物です。
マーベリックはバーナビーの両親と古くから友人であり、両親の生存中からバーナビーとも親しくしていました。
両親が亡くなった後はバーナビーを引き取り、今日まで面倒を見ています。
バーナビーがヒーロー活動を行うにあたっても、マーベリックが後ろ盾となって支えています。
このような経緯から、バーナビーはマーベリックに対して深い感謝の気持ちを抱いており、実の親のように慕っていました。
マーベリックの正体
と、ここまではマーベリックの表の顔についての紹介でした。
マーベリックの隠された正体、それはバーナビーの両親を殺害した真犯人です!
そして、他者の記憶を改ざんする特殊能力を持つNEXTでもあり、バーナビーがジェイクを犯人だと誤解していたのはマーベリックが植え付けた偽りの記憶が原因でした。
TIGER & BUNNY
第19話両親殺しの真相を知る為、バーナビーは虎徹と共に捜索
その最中、虎徹の引退話をきっかけに信頼関係が拗れてしまう
出てきた一枚の写真から、最も信用していたマーベリックが黒幕と判明
彼は記憶を書換える能力を持つ虎徹の慰め炒飯が美味そうな回でした
#tigerbunny pic.twitter.com/1JvaxBkJQp
— ウェハ゛@ライブ・ア・ライブ プレイ中 (@game_waver) May 13, 2021
人格者と思われていたマーベリックが「TIGER & BUNNY」の黒幕だったのです。
マーベリックがバーナビーの両親殺害に至る詳しい経緯は後述します。
マーベリックは黒幕かヒーロー界のお父さんか
ヒーロー界のお父さんとしてのマーベリック
前述の通り、マーベリックは古くからバーナビーと面識があり、ヒーローとして活躍する現在に至るまで面倒を見てきた人物です。
また、マーベリックはOBCの社長であり、「HERO TV」の生みの親でもあります。
そのような人物であるため、虎徹はマーベリックのことを「ヒーロー界のお父さん」だと語っていました。
事件の黒幕ではありますが、「HERO TV」視聴率向上によるNEXTの社会的地位確立のために暴走した成れの果てと言えるでしょう。
NEXTの地位向上に尽力したという意味では「ヒーロー界のお父さん」という表現は意外と的を射ていると言えなくもないですが、それにしても手段が黒すぎましたね。
黒幕としてのマーベリック
マーベリックは「TIGER & BUNNY」の物語全体を裏で操る黒幕と言えるでしょう。
ここからはマーベリックの黒幕としての側面を具体的に解説していきます。
マーベリックの主な悪行は以下の通りです。
・バーナビーの両親を殺害した真犯人
・犯罪組織ウロボロスと手を組み、ヒーローが犯罪者を逮捕するというマッチポンプを行った
・Mr.レジェンドに八百長をさせた
バーナビーの両親を殺害した経緯をまとめます。
元々、マーベリックは「HERO TV」の発案者であり、「HERO TV」を通してNEXTの社会的地位向上を図ろうとしていました。
また、バーナビーの両親は研究者であり、ヒーロースーツ用に特殊合金を開発・提供していたようです。
しかし、残念ながら「HERO TV」の視聴率は低迷し、期待していたNEXTの社会的地位向上といった効果も挙げられませんでした。
そこでマーベリックは犯罪組織ウロボロスに接触し、「ウロボロスの起こした犯罪をヒーローが治める」というマッチポンプを「HERO TV」で放送するようになります。
また、能力減退が起きていたMr.レジェンドに八百長を行わせ、平和の象徴として祭り上げることでNEXTの社会的地位向上を行っていきます。
この狙いは大成功し、「HERO TV」の視聴率は回復。
しかし、八百長の事実にバーナビーの両親が気づいてしまったため、口封じのために銃で殺害するに至ったのでした。
これがバーナビーの両親殺害の経緯です。
バーナビーを引き取り、ヒーロー活動の後ろ盾となったのも、「ハンドレッドパワー」というMr.レジェンドと同じNEXT能力を持つバーナビーを新たな看板ヒーローに仕立て上げるためでしょう。
作中、ウロボロスが関与する事件が複数発生していますが、これらは全てマーベリックが仕組んだものと見て間違いないと思われます。
しかし、マーベリックは真実を語ることなくルナティックに断罪されてしまったため、真相は今もわかっていません。
そしてマーベリックはルナティックことユーリの"断罪"によって殺害されるのだった….
皮肉にもユーリは自身の家族を崩壊させた"仇"を討つ事に….#タイバニ10周年#TIGERBUNNY pic.twitter.com/rpv6T46Yta— 蒼いイノベイド (@InnovadeGNX723) September 19, 2021
マーベリック役の声優は福田信昭
引用:劇団青年座
福田信昭のプロフィール
マーベリックの声優を担当された福田信昭さんのプロフィールをまとめます。
出生地 | 長崎県 |
生年月日 | 1950年12月18日 (71歳) |
血液型 | B型 |
所属事務所 | 劇団青年座 |
身長・体重 | 184cm・82kg |
福田信昭の経歴
長崎県立島原高等学校を卒業。
青山杉作記念俳優養成所を経て、1974年4月に劇団青年座へ入団しました。
声優としては主に洋画吹き替えを中心に活動されており、デニス・ヘイスバート、ジョン・リスゴーなどを持ち役として担当しています。
まとめ
この記事では、「TIGER & BUNNY」に登場したマーベリックの正体について解説しました。
戦闘向きの能力ではないので派手なバトルシーンはありませんが、マーベリックは作品全体を裏で操るまさに黒幕と言ってもよい人物でした。
しかし、マーベリックであってもウロボロスの中核にいた訳ではなく、依然としてウロボロスは謎に包まれたままとなっています。
「TIGER & BUNNY2」ではウロボロスの正体について描かれることを期待しています!
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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