ホームアローン フムフム

ホームアローンの声優が違う?金ローのケビンはクレヨンしんちゃんの矢島晶子!

ホームアローンは1990年公開の映画です。クリスマスになると見たくなる方も多いのでは？

こちらの映画は吹き替えがいろいろあり、たまたま違う吹き替え版で見て違和感を覚えることもあるようです。

そんなホームアローンの吹き替え声優についてまとめてみました。

金曜ロードショーで放送されるケビンの声はなんと初代クレヨンしんちゃんの矢島晶子さんでした。

他にもしんちゃんファミリーが多数出演していたり、意外な方が吹き替えを務めていたりします。

詳しく見ていきますね。

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ホームアローンの声優が違う？

ホームアローンの主な役柄の声優さんは以下のようになっています。

役柄 フジテレビ版 テレビ朝日版 ソフト版 機内上映版
ケビン 矢島晶子 折笠愛 折笠愛 大谷育江
ケビンの兄（バズ） 高木渉 森川智之 石田彰  
ケビンの母 鈴木弘子 高島雅羅 武藤礼子  
ケビンの父 有本欽隆 野島昭生 富山敬  
ケビンの次姉 ならはしみき 池澤春菜 渕崎ゆり子  
泥棒（背が低い・ハリー） 青野武 樋浦勉 青野武 麦人
泥棒（背が高い・マーヴ） 江原正士 宮本充 安原義人

金尾哲夫
小形満

 

ケビンの声は3人の声優さんが務めていました。


金ローのケビンはクレヨンしんちゃんの矢島晶子!

金曜ロードショーはフジテレビ版なので、クレヨンしんちゃんの声の矢島晶子さんですね。

ホームアローンは1990年公開の映画で、アニメのクレヨンしんちゃんの放送が始まったのは1992年ですから、矢島さんはクレヨンしんちゃんの前にケビンの声を演じていたことになります。

ここからは矢島晶子さんについてみていきますね。

矢島晶子のプロフィール


引用：https://www.air-agency.co.jp/talent/woman_allianc/akiko_yajima

本名 矢島 晶子
愛称 あっこ
出身地 新潟県柏崎市
生年月日 1967年5月4日
血液型 B型
身長 153 cm
結婚 独身（結婚歴あり）
所属事務所 フリー（AIR AGENCYと業務提携）

矢島さんは『クレヨンしんちゃん』の野原しんのすけ、『ホーム・アローン』のケビン、『スター・ウォーズ エピソードI』のアナキン・スカイウォーカー、『シックス・センス』のコールなど、男の子の役を多く担当しています。

矢島晶子の経歴

矢島さんは新潟県で生まれましたが幼いころに川崎市に引っ越しています。

引っ込み思案でしたが小学校の時から演劇クラブに所属しており、「演技をしてる時は自分じゃないものになれることが楽しい」と感じていました。

早くに演劇の世界に入りたいと思っていましたが父親の反対もあり、短大に進み卒業後は会社員として働きました。

しかし演劇への思いは断ち切れず、友人が所属していた劇団に頼み込み、長島雄一（現：チョー）の娘役として舞台に立ち、そこで当時ぷろだくしょんバオバブのマネージャーだったたてかべ和也にスカウトされたそうです。

オーディションを経てテレビアニメ『アイドル伝説えり子』の主人公・田村えり子役で声優デビューすることになります。

練習のため『ロジャー・ラビット』の端役として初めてアフレコに参加したのでデビュー作は『ロジャー・ラビット』になりました。

この時は緊張でうまく演技ができずに泣いてしまったのだそうです。

今では大ベテランの矢島さんにそんなエピソードがあるなんて驚きですね。

その後は順調に声優として活躍し、「クレヨンしんちゃん」の野原しんのすけ役は1992年4月から26年3ヶ月も担当しました。

矢島さんは2018年に野原しんのすけ役の降板を発表、現在は声優の小林由美子さんが務めています。

矢島さんは最近では2020年にアニメ「半妖の夜叉姫」で琥珀の少年時代、2021年にゲームのクッキーラン: キングダムで海の妖精クッキー役を演じています。

しんちゃんファミリーの出演

ホームアローンには「クレヨンしんちゃん」の声優さんたちが多数出演しています。

ここからはどんな方が出演しているのかを見ていきます。

しんちゃんファミリーの出演

しんちゃんの母・野原みさえ役は「ならはしみき」さんですが、ケビンの次姉役で登場しています。

しんちゃんの父・野原ひろし役は「森川智之」さんで、テレビ朝日版のケビンの長兄バズを演じていました。

他にはアクション仮面役の「玄田哲章」さんが、ポルカバンドのリーダー役を、ヨシりん役の「阪口大助」さんがテレビ朝日版でケビンの次兄を演じていました。

クレヨンしんちゃんでホームアローンのパロディ？

クレヨンしんちゃんはいろいろな映画やテレビ番組のパロディがありますが、ホームアローンのパロディではないかと言われている回があります。

アニメでは「園長先生の家庭訪問だゾ」という回で、漫画では16巻にあります。

幼稚園の家庭訪問があるので、みさえがお茶菓子を買いに行く間、しんのすけが妹のひまわりと留守番をする、という話です。

みさえが行ってしまうと玄関のインターホンが鳴り、園長先生が「家庭訪問に来ましたよ」と告げます。

しんのすけは玄関を開けようとせずに園長先生に証拠を見せろというのです。

園長先生はしぶしぶしんのすけの言うままに借金取りの物まねをするのですが、それを見た隣りのおばさんが近所の奥さんたちにそのことを話し、交番に届け出たため、お巡りさんが出動する騒ぎとなります。

ホームアローンのパロディと思われる個所は、園長が転んでテレビのリモコンを押してしまい、テレビの中のヤクザが「ははは、外にいるのはわかってるんだぜ。このマシンガンでもくらえ！ダダダダダダダダ！」という音声が流れたためおまわりさんたちが慌てて伏せる、というところです。

ホームアローンでもケビンがギャング映画の音声を使って泥棒やピザの配達員を怖気づかせていましたね。

実はこのギャング映画、インパクトが強かったのですが、本物の映画ではなく、ホームアローン用に作られた１分３０秒のフェイク映画だったそうです。

元ネタは1939年の映画『汚れた顔の天使（Angels With Dirty Faces）』でしたが、中身は使っていないということでした。

しんちゃんのアニメの場面はホームアローンと状況は似ていますが、それほどそっくりのパロディということでもないですね。

それにしてもいつもしんのすけに踊らされる園長先生がお気の毒です。


ホームアローンの見どころ

クリスマスに8歳のケビンを家に置いたまま家族がパリへ出発してしまう！一人残されたケビンは始めこそ一人暮らしを満喫するが二人組の泥棒出現で大わらわ。

マコーレー・カルキン演じるケビンのかわいさ、ケビンが仕掛ける過激な撃退トラップに引っ掛かる泥棒二人の様子や、殺人鬼と思っていた隣のおじいさんとの邂逅など見どころがたくさんの作品です。

まとめ

映画「ホームアローン」の吹き替え声優についてみてきました。

主人公ケビン役は初代クレヨンしんちゃん役の矢島晶子さんでした。

矢島晶子さんの声優経歴や、ホームアローンの見どころなども紹介しました。

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