つくしあきひとさんが描く、可愛いキャラクターと残酷な世界観が話題を呼んだ「メイドインアビス」は多くのファンに愛されています。
物語は、アビス周辺の街オースに住む見習い探窟家リコが、ロボットの少年レグを拾うところから始まります。
レグは自分が誰かさえも覚えていませんが、自分の記憶を取り戻すために、リコとともにアビスに潜りました。
所々、ライザとの思い出がフラッシュバックするレグは、彼女と深い関係があったのでしょうか。
そして、白笛オーゼンについては、レグを本気で壊しにかかっていました。
レグの正体や本質について、本記事では考察していきます。
目次
メイドインアビスでレグの正体は?
リコは、第一層で気絶していたレグをベルチェロ孤児院に連れて帰り、隅々まで調べつくしました。
石炭を食べさせ、電気を流しレグの眠りを覚ましました。
あらゆる刃物もレグの皮膚を傷つけることはできず、髪の毛は火でも燃えず、目と耳は人間以上に良かったそうです。
腕は40mも伸ばすことができて伸縮自在で、火葬砲と呼ばれる奈落のルールを書き換えるほどの高火力な光を打つことができます。
しかしレグは誰にでも優しく、おっとりとしていて物腰も柔らかく、「度し難い」という変わった口癖がある普通の男の子でした。
生身の人間と変わらない部分と、高機能を併せ持ったレグの正体に迫ります。
レグの正体
本日23時から
BS11で劇場版「メイドインアビス 深き魂の黎明」放送!レグは、いつも大変な役回り…
ふわふわが大好きな、心優しい少年のロボットです。#miabyss pic.twitter.com/jWzWoCaqGv— アニメ「メイドインアビス」公式 (@miabyss_anime) July 4, 2022
レグの正体が、奈落の至宝「オーバード」であることは間違いありません。
そのためアビスの呪いは通用せず、アビスの秩序を壊すと言われる火葬砲を打つことができます。
また、リコが白笛を吹くと、体が光り輝き、リコの場所をすぐに特定してやってくることができました。
それだけでなく、ファプタが倒すことに手こずっていた原生生物を倒すことができました。
その様子を見たヴエコは、イルミューイの言ったことを思いだし、光り輝くレグを黄金郷の本当の住人ではないかと思っています。
レグの過去
ファプタが言うには、レグは価値のあるもの「ハク」を探しており、指名を負ってアビスから地上に登ってきたことが分かりました。
もしかしたら、この価値と呼ばれた存在が、リコだったという可能性もあります。
レグには師匠と呼ぶ人がいたそうですが、それはライザなのかどうか詳しいことはわかっていません。
そして、前線基地「イドフロント」でレグが豹変した時、ボンドルドを見たレグは、誰かの面影を思い出します。
レグの形に似ているような、レグと同じく角が生えたような帽子と、顔に模様がついた長髪の人物です。
アニメでは、その人とボンドルドを同一人物とみたレグは、一心不乱に襲いかかりました。
レグの中には別人格が隠れていることがわかりましたが、それが誰であるかは今後の展開で判明することでしょう。
なぜリコのところに来た?
レグがなぜリコのところに来れたのかは謎が多いですが、ライザがレグに行くように頼んだなら合点が着きます。
また、レグはアビスに入ってから「どこに?」「どこにいるんだ?」と自分が誰かを探しているような記憶を思い出します。
そのため、誰かを探して地上に登って来たことは間違い無いでしょう。
また、ファプタがいうのには、レグはリコ達と同じ言葉で喋り、アビスを登り切る前の名前もレグだったそうです。
そしてライザの所有物の中には、レグの姿が描かれた文書が残っていました。
今後の展開によっては真実が判明するかもしれないので、2022年7月に発売するメイドインアビス11巻をチェックしたいところです。
ライザやオーゼンとの関係も考察
レグとライザは、アビスの深層で出会っていたことは間違いありません。
未知の遺物であるレグに、ライザは全然怖気付いていなかった様子を見ると、やはり殲滅という言葉がつけられるほど強い人物だったことが窺えます。
レグとライザ
レグ vs. ライザ pic.twitter.com/jXYKqN0eVT
— tona_o (@tona_o01) December 6, 2018
ライザはレグと7層に入る間近で遭遇したと、残された手記には書かれていました。
最初はライザのことをじっと観察していたようで、ライザ自身もどこから来たかわからなかったそうです。
血の気の多いライザなので、もしかしたらレグと一戦交えたかも知れませんが、レグの中のライザの記憶は心休まるものでした。
以前レグはライザにご飯を分けてもらい、悲しんでいたところ励ましてもらったことを思い出しました。
また、「度し難い」という口癖もライザからうつってしまったようです。
レグは口癖が同じになってしまうくらい、長い時間をライザと過ごしたのかも知れないですし、相当親しい仲だったように見えます。
レグとオーゼン
オーゼンは、最初からゴンドラ乗り場からレグの腕を掴んだり、注意深くレグの様子を伺っていました。
そしてレグと戦った時は、鋼鉄の腕を軋ませるほどの怪力を発揮し、軽々と投げ飛ばし、レグを昏倒させました。
また、泣き叫ぶリコに「大事ならしまっておけばよかったのに」と言っています。
奈落の至宝「オーバード」は存在してはいけない、「記憶を思い出す前に処分しておかないと」と話しているのは本気だったようにも見えます。
オーゼンがレグに対して言ったセリフを考慮すると、レグは表に出してはいけない隠されているべきだと推測できます。
そして、レグが探窟の技術の飲み込みが早いのに少し驚いていました。
何度も奈落の底に挑んできたオーゼンには、レグは相当危険な人物に見えたのではと感じます。
まとめ
レグの正体や、ライザ、オーゼンとの関係についてまとめてみましたがいかがだったでしょうか。
未知の部分が、まだまだ多いレグですが、今後の展開で謎が明かされて来そうです。
また、レグの腕がボンドルドに切り離されたままなので、早く直してくれる人が見つかることを願っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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