「君の膵臓をたべたい」僕(春樹)の結婚相手は誰?その後・後日談についても

『君の膵臓をたべたい』は、その驚きの題名とは裏腹に、高校生男女の束の間のかかわりを描いた感動的な作品です。

こちらでは『君の膵臓をたべたい』の僕(春樹)のその後や結婚相手は誰なのか、また後日談についても見ていきます。

 

「君の膵臓をたべたい」僕(春樹)の結婚相手は誰?

アニメ映画 『君の膵臓をたべたい』の来場者特典として、非売品冊子が配られました。その中に掲載されている作品が『父と追憶の誰かに』です。

それが『君の膵臓をたべたい』の後日譚になっています。

その中で「僕」は、「ふゆみ」という高校生のお父さんとして出版社に勤めています。

どんな人と結婚したのか気になって調べてみましたが、奥さんについての情報は残念ながらありませんでした。

ぜひ「僕」が、奥さんと知り合って結婚するまでの話を読んでみたいです。

学生時代に知り合ったのか、職場で知り合ったのか、それとも何かの偶然で知り合い急接近したのか、もしかしてお見合いか、などいろいろ考えてしまいました。


「君の膵臓をたべたい」春樹のその後・後日談

後日談「父と追憶の誰かに」のあらすじ・内容

「僕」の娘のふゆみは、「僕」の電話を聞いてしまったことから父の浮気を疑い、幼なじみのあんずとともに父と女性が待ち合わせをしている場所で張り込みをします。

そして父からいまでも大事に思っている人、山内桜良の話を聞くのでした。

父は山内桜良と出会ったことで、自分を認めて生きようと決意し、自分のやりたいもの、大切なものを選んで生きてきたのだと分かります。

ふゆみは以前「退屈なままの人生であれば劇的に死んだ方がまだ良さそう」と発言して父と喧嘩したことがありました。

しかし父の話を聞いて、日々を飽き飽きとではなく幸せになると思って生きると決意するのでした。

ふゆみとあんず

「ふゆみ」と「あんず」は幼なじみの設定ですが、あんずは、咲良の親友だった滝本恭子の娘です。

そして、ふゆみの父は「僕」の高校の同級生で、いつも「ガムいる?」と言っていたガムをくれるクラスメイトのようです。

何故かと言うと、物語の中で「あ、ガムいる?」とあんずが発言するシーンがあり、それがガム君を示唆していると思われるからです。

また、実写版映画では、実際に恭子はガム君こと宮田一晴と結婚する設定になっていました。

くまた
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「父と追憶の誰かに」の感想・レビュー

引用:読書メーター(https://bookmeter.com/books/13130539)

 

木田流矢:
住野よるさんのファンにはありがたい本だった。 君の膵臓をたべたいのその先の延長線上にある物語であるがしかし、登場人物は途中までキミスイの登場人物とどういう関係であるかが明かされない所がまた面白い。彼らがどのような人物なのかを考える楽しみがある。

サトロ:
本編観て、コレは主人公もうまともに生きてはいけないんじゃないかと思っていた所への回答のようで、非常に良かった。

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キミスイの後日譚。父となった僕。相変わらずに口が下手だけども、咲良に執着せず、忘れもせず、しっかり自分の中で落とし込めて人生を幸せに過ごしているようす。平凡は普通じゃない。

ニャフィー:
危なかった、電車で泣くところだった。このお話はタイトルの通り「父と追憶の誰かに」その通りです。短いお話ですが泣いてしまうかもしれない要素が詰まったお話です。僕は完全に「なんだ特典は作者の別の作品か」とでも思って読まずに置いておいて16日ぶりに手にとって読んでみました。途中で気付いた時は焦って本を閉じました、びっくりした。改めて「僕」はちゃんと成長して彼女のことを受け入れて生きていることがハッキリと伝わってきた。二人の関係は本当に素敵でこの世界で時間が経ってもこのままで居てくれてたのか、と嬉しくなりました。

たらお:
本編の後日談。劇場版の来場者特典ですし、短いですが、“僕”が父親となり、父と娘の生きる意味について考えるお話。 退屈でも平凡でも、自分が幸せだと思えばそれでいい……。 自分を認めて生きるって素晴らしいことだと思います。

 

 

主人公「僕」のその後について、この「父と追憶の誰かに」は主人公が立ち直れたのか心配だった方への回答の要素もあったのかもしれません。

「父と追憶の誰かに」を手に入れる方法ですが、映画の来場者特典として配布されたものなので、手に入りにくいようですね。

こちら↓にもありますが、他にもオークションサイトなどから購入できるようです。

 

まとめ

今回は、『君の膵臓をたべたい』の「僕」のその後・後日談についてまとめてみました。

作者の住野よるさんは、『父と追憶の誰かに』を、いつかなんらかの形で本に収録する、と述べていたそうです。

そうなら楽しみですね。ぜひ読んでみたいです。

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