アニメ「君の膵臓をたべたい」で僕の名前の意味は?桜良による呼び名の変化についても

アニメ映画「君の膵臓をたべたい」で、主人公である僕の名前は ”志賀春樹” です。

映画の中で 「僕」の名前が明かされるのは物語の1番最後でした。

 主人公の名前が最後に明かされるのはなぜでしょうか。

僕の名前の意味は?そして桜良が僕を呼ぶ呼び方の変化についても解説します。

 

アニメ「君の膵臓をたべたい」で僕の名前の意味は?

 

 
 
 
 
 
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病院のロビーで偶然彼女の日記帳を拾い読んでしまった僕は、クラスメイトの「桜良」が膵臓の病気で余命一年未満だという秘密を知ることになります。

その時、最初に僕を呼んだ名前は・・・「地味なクラスメイトくん」

僕の名前は「志賀春樹」なのに、彼女はなぜ僕の名前を言わないのでしょうか。

彼女の秘密を知ったことにより 「名前のない僕」と、桜良の交流が始まります。

僕の名前とその意味は?

原作ではちゃんとした名前があったのに最後の最後まで、主人公「僕」の名前が伏せられています。

本名が出てきたのは一度だけ・・・

 実はこの「名前」こそが、この物語の「鍵」となっており最後に ”秘密の箱”の仕掛けが開けられるのです。

 の代表的なといえば「桜」・僕の名前は春樹

 このことから、キミスイでは桜良(さくら)と春樹(はるき)の出会いは、運命的に密接なつながりになることが予想されます。

ずっと名前で呼ばれなかったのはなぜ?

初めて出会った時から、二人の会話の中に春樹の名前は呼ばれることもなく、その時々の桜良のニュアンスや気分から呼び方が変わっていきました。

それは、桜良が地味で無関心タイプの春樹の性格を見抜き、からかい半分かゲーム感覚でその時々の春樹を翻弄する楽しさを見つけたかもしれません。

 実は…「僕」は桜良の日記帳に自分の名前は書かないでほしいと伝え、僕の名前は黒のボールペンで塗りつぶされていたのです。

 また原作では「君は名前を呼ばれた時に、周りの人間が自分の事をどう思っているか想像するのが趣味」という、桜良の一言が記されています。

 つまり実際は春樹くんと呼ばれていたのに、春樹自身は桜良の気持ちを想像して勝手に自分への呼び名を解釈して、しまっていたかもしれませんね。

 地味な春樹くんより「地味なクラスメイトくん」のほうが、呼ばれ方が素敵です!

 


桜良による呼び名の変化についても

 
 
 
 
 
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キミスイでは、病院での初めの出会いから二人の交流が進んで行くにつれ僕の名前はどんどん変化し、そして進化していくのでした。

最初の「地味なクラスメイトくん」からラストの、「春樹と呼ぶね」と名前が出てくるまでには時間がかかりましたが、それは彼の心情の変化と二人の関係の変化が反映されている事も感じられます。

咲良は僕のことを何と呼んでいた?

最初の僕への呼び名は「地味なクラスメイトくん」 から始まり…

 「根暗そうなクラスメイトくん」

「秘密を知っているクラスメイトくん」

「仲の良いクラスメイトくん」

「仲良しくん」

「ひどいクラスメイトくん」

「????くん」

 と呼び、その時のその瞬間の二人の関係性を表わしていると思います。

呼び名最後の「????くん」と呼んだのは、言葉では表せない「大切な存在」になっていたのではないでしょうか。

名前は原作者のインスピレーションから?

志賀春樹? どこかで聞いたような名前ですネ……桜良は春樹に対し、「ふーん、そんな名前の小説家 いなかったっけ?」のような事を言いました。

志賀春樹? 本名を聞いたお母さんも「小説家みたいな名前ね」と、言ってるんです。

 志賀直哉は昭和初期の“小説の神様”と呼ばれた文豪で、村上春樹は国際的にも活躍する有名な小説家です。

キミスイの主人公は、読書家でいつも本を読んでいることから、原作者は主人公の名前をつける時、有名な小説家の名字と名前をイメージし合体させたのではないでしょうか?

 そして春の花・桜良(さくら)と、春樹を結びつけたのは偶然でしょうか。

呼び名が変化したのはなぜ?

主人公の「僕」は人との関わりを避け、無機質タイプの男の子でした。

そんな「僕」が桜良と交流していくうちに、心境が劇的に変っていくということを強く印象づけるために「名前のない僕」にしたかと思います。

相手への呼び方が変わることで「僕」の心境の変化をストレートに伝えるために、名前が伏せられていたのではないかと考えられます。

そして交流が深まるにつれ、呼び名も進化していくのでした…。

うさこ
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まとめ

僕の名前は春樹…「春の樹」です。春に咲く「」とぴったりの名前。キミスイで、僕の名前の意味や 桜良に呼ばれる呼び名の変化について、まとめてみました。

 僕の名前は桜良と同じ季節の樹木の名前という共通点があったことや、最後に名前を明かすことで二人がお互いを理解し、思いやって行く関係性を表していたことがわかりました。

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