NHKねほりんぱほりんで再放送のプロ彼女とは?きっかけやその後についても

NHKEテレで3/18放送の「ねほりんぱほりん」は、テーマが「プロ彼女」と、「没落社長」の2本立てです。実は2015年7月に試作として放送された第1回目の記念すべき回の再放送という事です。

ここでは2つのうちの1つのテーマである、プロ彼女について調べてみました。

 

NHKねほりんぱほりんで再放送のプロ彼女とは?

番組では、プロ彼女を以下のように定義していました。

1.芸能人やスポーツ選手など有名人に狙いを定めて付き合っている一般女性。また付き合うために活動している一般女性。

2.「一般」女性でありながらその活動ぶりが「プロフェッショナル」のようだとされる。

 

元々は、コラムニストの能町みね子さんが、「今どき召し使いに徹して芸能人の妻という名誉や財産を手にするなんて「プロ」の女だ」と揶揄や皮肉を込めた言葉として使ったのが始まりだそうです。

その後「男に尽くすプロ級の彼女。非の打ち所がない彼女のこと。

容姿端麗で性格も完璧」のように良い意味でも使われるようになりました。


きっかけやその後についても

ねほりんぱほりんに出た元プロ彼女ミキさん(仮名)がプロ彼女になったきっかけ。

プロ彼女になったきっかけ

田舎から出てきてコンプレックスがあったり、昔いじめられていたり、また、親から期待していないと冷たくされたりして、誰かに認められたいという気持ちがあったそうです。

そこで容姿が良いのを活かしてプロ彼女を目指し、自信をつけていったという事です。

ミキさんはマッチョ系の男性が好みだったので、プロ野球選手とかプロスポーツ選手などと付き合ってきたそうです。

携帯で写真を山里さんに見せると、「えっ、この人あるスポーツ業界の宝と呼ばれる人じゃないですか」と驚く場面もありました。

 

プロ彼女のなり方

ミキさんによると、六本木のクラブのVIPシートに座っている女性と仲良くなり、そこから芸能人のパーティーの情報を流してもらったり、一緒に行かないかと誘ってもらったりして、人脈を作っていくと言っていました。

また、ツイッターのアイコンを胸を強調した目立つものにして、タニマチと呼ばれるスポーツ選手の後援者や関係者の目に留まるツイートをして飲み会に誘ってもらうこともあったそうです。

その時は、#プロレス#ラグビーのようにハッシュタグをつけて、「今日会場にいます」などと書いて発信すると、「ミキちゃんかわいいね。飲み会に参加しない?」のように連絡が来るという事でした。

ミキさんは最終的には某スポーツの日本代表にもなった人と結婚したそうです。

心残りは、お相撲さんと付き合わなかったことだと言っていました。

 

プロ彼女の条件

はっきりとしたものがあるわけではないですが、プロ彼女になるにはいくつかの条件が必要です。

  • 容姿端麗である
  • 秘密を守る
  • 料理が得意
  • 徹底的に相手に尽くす
  • 文句を言わない

などです。

滅私奉公でご主人様に尽くす感じですね。このような生活に満足できる人だけがプロ彼女となれるのでしょう。

お嬢様とプロ彼女はどう違う?

プロ彼女の条件を見てみると、いわゆるお嬢様と共通するところがあるような気がします。

しかしプロ彼女が芸能人やスポーツ選手を射止めるためにあらゆる努力を惜しまないのに比べ、お嬢様はそのような這い上がり精神は無いようです。

ただ、お嬢様には生まれ育った環境のせいでセレブとのつながりも生まれ、芸能人やスポーツ選手と結婚するケースもあるのではないでしょうか。

恵まれた環境で愛情豊かに育ち、素直で特別美人というわけではないけれど、いつも身ぎれいで友人受けもよい。

このような「お嬢様」は有名人と結婚したとしてもアプローチの仕方が全く違うので、プロ彼女ではないでしょう。


まとめと感想

プロ彼女について調べてきて、これはどの女性にもある「シンデレラになりたい」願望なのでは?と思いました。

王子様と結婚するのは女性なら一度はあこがれるストーリーではないでしょうか。

芸能人やスポーツ選手は一般人にとって王子様のようなものであり、普通はあこがれるだけですが、もしかして近づけるかもしれないと夢をあきらめず、またそれに見合うだけの容姿や状況判断能力を備えている女性が「プロ彼女」を目指すのだと思います。

プロ彼女を目指して実際に有名人と結婚まで行けるのはごく少数でしょうが、自分を律する、料理や会話術を学ぶなどの努力はどこかで報われるのかもしれないですね。

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