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2月21日の「林先生の初耳学」にギフテッドの大西拓磨さんが出演しました。
その時のyoutube動画の視聴回数が1週間で59万回とありました。すごい数字で、多くの人が大西拓磨さんに関心を持っているのだと分かります。
「初耳学」出演への反響を見ていきます。
目次
大西拓磨「初耳学」出演への反響
「林先生の初耳学」のyoutube動画の視聴回数は一万未満のものがほとんどで、1月24日放送のダルビッシュ有の動画でも1万2千回の視聴でした。
注目される天才
いかに大西さんの注目度が高いかが分かりますね。
以前NHKの「素顔のギフテッド」という番組を見た感想を記事にしたことがあるのですが、6人のギフテッドの中の一人として当時は名前も書いていなかったにも関わらず、検索流入のキーワードは全て「大西拓磨」からのものでした。
こちらです ↓
NHK「素顔のギフテッド」の再放送を見た感想と日本での状況と問題点についても
学歴が重視されなくなってきていると言われていますが、今でも東大生や知能の優れた子どもを取り上げた番組が多いことからも、天才や秀才に対する人々の関心は高いのだろうと思います。
自分の考えの及ばないところにいるものへのあこがれなのでしょうか。
私も大西さんの作品を見たときに、これを作れる人はどんな人なんだろう、と思いました。
「全国きものデザインコンクール 高校生1位」の作品
引用:https://ima.goo.ne.jp/column/article/9229.html
大西さんはツイッターやブログで自分のこれまでを包み隠さず話しています。
ちなみにいまトピの記事は、1,514,122 viewで、ランキング2位となっています。view数ではダントツ1位です。
これらのサイトにある素晴らしい作品に感動しますが、文章を読んでいると周りに理解されない天才として生きることの辛さが伝わってきます。
大西さんは高校生の時にうつ病だったようですが、絵は書けたので東京芸大に入学しています。
入学してから先生に「お前が一番だったよ」と言われたそうで、首席入学のようです。
入学してから課題の答えが評価不能で進級不可になった、とあります。
一学期最初の課題「大学付近の好きな空間に何か影響を及ぼし、それを記録しなさい」に対して「最終発表日の朝に大学の正門を封鎖する」という答えを返したら、評価不能で進級不可が決定しました。
引用:いまトピの記事
半年後には懲戒退学になりました。
東京芸大退学に関するSNSの声
退学はひどい、という内容の声
「彼を半年で切り捨てた東京藝術大学に、どれだけ優れた芸術家がいるんだっけ?」
「この方は以前のNHKの特集で知り才能を活かして欲しいと思ってました。出る杭を打った東京藝大に反省してもらいたい。しかしあのメガネどこで買ってあの髪型どこでしてもらったんだろ。」
退学は当然、という意見。大西さんの場合は懲戒退学になるほど他人に迷惑をかけていないと思いますが…
「何で大学が反省しなきゃいけないのか謎なんですが…。高校中退じゃあるまいし、大学を退学ではなく「懲戒」退学ってよっぽどですよ?基準が大学毎に決められていますが、基本的には窃盗や暴行等の犯罪行為をしたレベルで懲戒退学させられます。
私も美大卒ですが、美大なんて変人の集まりなんで、よっぽどじゃない限りは退学なんてさせられません。出る釘を打ったとありますが、他人に迷惑をかけているなら退学させられても仕方ありません。」「なぜ退学になったのか知ってるんでしょうか?
半年ならよほどのことをやらかしたはず
大学は多くの人が共に学ぶ場
自分勝手な天才はいらない
大学は正しい判断でしょう」「やりたいことを好きなようにやるのはいいけど、あくまでもルール、法に則ってやらないといけないから
いくら芸術といっても、何でもしていいことにはならない
そこを何度も踏み越えるから、大学としても仕方なくでしょ
才能あるんだから、それをうまく活かせるかどうかは本人の性格にもよるんだと思う」
「東京芸術大学から芸術は失われた」というメッセージ
この看板は取り外しができるようになっているそうです。
大西さんは、芸大の学生について、先人の作った山の上に石を積み上げるようなことをしている、と言っていました。全くのオリジナルの作品を作る人はいない、ということらしいです。
関連記事:初耳学ギフテッド大西拓磨の出演内容!林修先生が天才の見ている世界を紐解く
林修の敗北感について
インタビューをした林修先生が、「感想を一言でいえば、 “敗北感”でしかない」と言っていました。
「最後、聞きました? 『僕じゃなくて3年前の僕』そっちに手を差し伸べてくれっていうのが、彼ですよ」とも。
大西さんが今思うことは次のようなことだそうです。
「3年前の僕みたいな人がいっぱいいるから、そういう人に目が向けばいいと思っているんですよ」
「僕みたいな人は結構いるはずなんですよ、世界に。ただ光が当たっていない」
「僕を褒め称えるのではなく、身の回りのそういう人たちに声を掛けてほしい。友達になってあげてほしいですね。3年前の僕に」
3年前の大西さんは家族もなく、友だちもいなく、何をやっても理解されずに深い孤独の中にいたのでしょう。
当時の様子を「素顔のギフテッド」の中で見ることができます。
その時は何をやっても長続きしないしうまくいかなかったようで、「みんなが週5日8時間でやる作業を1日で終わらせることばかりしてきたので、成長の過程で”努力”とか”忍耐”とかを見につけることができないんですよ」と言っていたのが印象的でした。
まとめ
「初耳学」に出演した大西拓磨さんへの世の中の反響や林先生の感想を見てきました。
これからどんなアイディアや作品を見せてくれるのか楽しみですね。
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