新型コロナウイルスの収束見込みはいつ?100年前のスペイン風邪と比較した考察

新型コロナウイルスがいよいよ全世界を揺るがす事態となっていますが、約100年前にもウイルスによる感染症が世界で猛威を振るい、日本も大きな被害を受けました。スペイン風邪です。

新型コロナの収束見込みはいつ?スペイン風邪当時と比較して

状況が違うので単純に比較はできませんが、100年前のスペイン風邪が収束まで2年以上かかったことから考えて、新型コロナウイルスの収束はまだ当分先のようです。1年以上かかるかもしれません。

当時と今の状況の違いを見てみます。

医療の進歩

100年前はスペイン風邪がウイルス感染であることも分からず、顕微鏡で見ることもできませんでした。今は医療が進歩したことにより、原因や実態調査が行われ、ワクチンの開発も進められています。しかし、WHO事務局長が3月27日の時点でワクチン開発は少なくとも1年から1年半かかると述べています。

こちらの記事です。

海外との出入国の増加

100年前は海外との移動手段は主に船であり、一般人はほとんど行き来がなかったと思われます。現在では飛行機での出入国が爆発的に増え、それが感染拡大に拍車をかけています。しかし、今の状況で出入国禁止の国も増え、自由な行き来ができない状態が続けば、感染の拡大は抑えられるでしょう。(希望的観測ですが)

スペイン風邪について

スペイン風邪とは

※ウィキペディアからの引用です。

「1918年のインフルエンザ・パンデミック(1918年1月~1920年12月、通称スペインインフルエンザ、日本語ではスペイン風邪)は、H1N1型インフルエンザウイルスが関与した2つのパンデミックのうちの最初のものである。2番目は2009年の豚インフルエンザ。1番目当時の世界人口18~19億人の約27%に当たる5億人が世界中で感染し、その中には太平洋の孤島や北極圏の人々も含まれていた。死者数は1,700万人から5,000万人、場合によっては1億人と推定されており、人類史上最悪の伝染病の1つとなっている。歴史的・疫学的データは、パンデミックの地理的起源を確実に特定するには不十分である」

100年前にこんなパンデミックが起きていたとは。スペイン風邪だからヨーロッパだけかと思ったら日本もかなりの被害があったようで驚きました。

スペイン風邪と新型コロナウイルスの違い

※こちらもウィキペディアから

「ほとんどのインフルエンザの流行では、若年者と高齢者が不均衡に死亡し、その中間の人の生存率が高くなったが、スペイン風邪の大流行では、若年成人の死亡率が予想以上に高くなった」

新型コロナウイルスでは高齢者の死亡率が高いところが違いますね。ただ、外国では乳幼児や若い人の死亡も確認されているので、今後どうなるかは分かりません。

スペイン風邪の日本での被害状況

※以下の内容はyahoo! Japanニュースのこちらの記事を参考にさせていただきました。

スペイン風邪の日本の死亡者数と流行った期間

スペイン風邪が日本で始まったのが1918年5月以前で、完全に収束したのが1920年過ぎ。収束に約2年かかっています。

このスペイン風邪の日本での被害は、当時の人口5600万人に対し、45万人が死亡、死亡率は0.8%だったそうです。(統治下の朝鮮と台湾の死亡者を合わせると74万人)

スペイン風邪が日本で流行った理由

1918年当時日本は台湾を統治中で、台湾に巡業した3人の力士が肺炎等によって死亡した事が発端のようです。同年5月には、横須賀軍港に停泊中の軍艦に患者が発生し、横須賀市内、横浜市へと広がりました。

船から感染拡大したのが今回の新型コロナウイルスのケースと似通っていますね。

スペイン風邪の日本での被害

スペイン風邪は日本全国に広がりましたが、特に重工業地帯で人口が密集していた京都・大阪・神戸で死亡率が高かったようです。中には1000人の村のほとんどの人が罹患し、村が壊滅したケースもあったそうです。

当時の自治体の対策

1919年(大正8年)1月、当時の内務省衛生局は一般向けに「流行性感冒予防心得」を出し、スペイン風邪への対処を大々的に呼びかけていました。

その内容は、人込みを避ける、マスク着用、学校休校など、今の対策と驚くほどに似通っていたそうです。

スペイン風邪の収束

日本で1918年5月からはやり始めたスペイン風邪は、1920年を過ぎると自然に鎮静化しました。それは、スペイン風邪を引き起こしたウイルスが日本の隅々にまで拡大し、もはやそれ以上感染が拡大する限界を迎え、スペイン風邪にかかり生き残った人々が免疫抗体を獲得したからだという事です。

まとめと感想

スペイン風邪という名前は聞いていましたが、100年前に日本でもかなりの被害があったことは知りませんでした。そして当時の人たちが情報もなく実態も分からない病気の広がりにどんな思いで日々過ごしていたのかを考えると、本当に大変だったと思います。世界は感染症の被害に何度もあってきたのですね。これだけテクノロジーが発達した今でも新しいウイルスが出てくると解決まで時間がかかってしまいます。

いま中国で別の感染症が流行する兆しもあるそうです。心配ではありますが、今まで収束しなかった感染症はないので気持ちを強く持ち続けることが必要と思いました。

※新型コロナウイルスに関する他の記事はこちら

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