新型コロナを予言?感染爆発パンデミックフルーとは?2008年にNHKドラマが新型インフルエンザの恐怖を警告!



2008年のNHKスペシャルドラマ「感染爆発パンデミックフルー」が、今の新型コロナの状況と酷似していると知人が教えてくれました。

「感染爆発パンデミックフルー」とは、どんなドラマだったのでしょうか。調べてみました。

 

新型コロナを予言?感染爆発パンデミックフルーとは?

「感染爆発〜パンデミック・フルー」は、2008年1月12日に、NHK総合テレビのドキュメンタリー番組『NHKスペシャル』“最強ウイルス”のシリーズの第1夜として制作・放送されたテレビドラマです。

Twitterでも話題になっていました。

感染爆発パンデミックフルー制作の背景

冒頭に「この物語は近い将来世界的に大流行されるとされる新型インフルエンザの脅威を描いたものである。」とのナレーション。

このドラマが制作された2007年には、日本でもH5N1亜型ウイルスによる鳥インフルエンザが発生しており、そのことがこの作品制作の背景のあったと思われます。鳥インフルエンザは2010~2011年にも発生しました。

番組では「(新型インフルエンザ)のウイルスが日本海に面した小さな村で発生したと仮定するなら、日本はどのような状況にさらされるのか、その想定の下にこのドラマは作られた」とあります。

 NHKアーカイブスによる説明

「設定は2008年11月。日本海に面する寒村でH5NI型新型インフルエンザの患者が相次いで確認された。村を徹底的に封じ込め、根絶を図る政府。しかし、ウイルスは信じられないスピードで東京中にまん延、感染者・死者は数万人に達する勢いに。社会システムの停滞。医療現場の崩壊…。ウイルスに侵された人々が行き場をなくす中、医師・田嶋(三浦友和)は、自分の病院に新型インフルエンザの患者を受け入れることを進言する。」

感染爆発パンデミックフルー作品情報

作品情報

タイトル 感染爆発~パンデミック・フルー
制作 NHK『NHKスペシャル』
製作年度 2007年
上映時間 89分
脚本 林宏司
音楽 千住明

主な出演者

役名 俳優 役どころ
田嶋哲夫 三浦友和 東京・港川区の大澤病院副院長
奥村薫 麻生祐未 国立感染症予防研究所主任研究員
狭山憲治 林泰文 港川区役所勤務、狭山葉子の夫
狭山葉子 占部房子 出産を間近に控えた重症の女性
佐伯浩之 大和屋ソセキ 産廃を与田村に運ぶ黒髪の青年、都内感染者第1号、佐伯文治の息子
トラックの運転手 池内万作 産廃を与田村に運ぶ金髪の青年
浅野調査官 坂上忍 厚生労働省健康局
内閣官房高官 清水紘治 内閣官房・関係省庁(局長)連絡会議
田嶋石五郎  佐藤慶 与田村の唯一の医師、田嶋哲夫の父

出演者の1人である佐藤慶さんは、本作が生前最後のテレビドラマ出演となりました。

 

感染爆発パンデミックフルーの内容

NHKのサイトより転載

2008年11月。日本海に面する寒村で「H5N1型新型インフルエンザ」の患者が相次いで確認された。東京・港川区の大澤病院副院長・田嶋哲夫(三浦友和)は、そのニュースを食い入るように見つめていた。その村はかつて田嶋が捨てた故郷・与田村だったのだ。画面には訣別した父・石五郎(佐藤慶)が村の医師として必死に診察にあたる姿が写っていた。

一方、いち早く与田村にとんだ感染症予防研究所の奥村薫(麻生祐未)は感染源らしき木造船を与田村の海岸で発見する。村を徹底的に封じ込め、根絶を図る政府。しかし、予想もしない形で包囲網は破られ、東京でついに1例発覚。“最強ウイルス”の名にふさわしく、新型インフルエンザは信じられないスピードで東京中に蔓延。社会システムの停滞、モラルの低下、医療現場の崩壊…。ウイルスに侵された人々が行き場をなくす中、田嶋は自分の病院に新型インフルエンザの患者を受け入れることを進言する。

殺到する患者たちを次々と診察する田嶋だが、病院はあっという間に患者であふれかえる。そしてベッドも足りなくなってしまったとき、出産を間近に控えた重症の女性(占部房子)が運び込まれてくる。しかし病院に数台しかない人工呼吸器は全て塞がっていた。田嶋は大きな決断を迫られる――。


2008年にNHKドラマが新型インフルエンザの恐怖を警告!

NHKスペシャルドラマについて

NHKスペシャルドラマについてNHK放送史のサイトではこのように述べています。

「『スペシャルドラマ』には特別の定義はない。あえて言えば、通常番組の水準・枠を超える、企画・スケール・野心的・独創的な、「これはスペシャル」だと納得させる番組群である。「NHKらしさ」、「さすがNHK」と共感される質の高いドラマを目指す。海外取材や共同制作した作品も新進気鋭の演出家・脚本家による意欲作品も多い。ここでは年に数本制作されるスペシャルドラマをピックアップして紹介する。」

NHKスペシャルドラマは1920年代から始まったようです。古くからあるのですね。

新型インフルエンザの恐怖を警告

NHKスペシャルドラマ「感染爆発〜パンデミック・フルー」はシリーズになっていて、ドラマ放映の次の日には「第2夜調査報告 新型インフルエンザの恐怖」と称して新型インフルエンザの広がりを警告していました。

「どこかの国で新型インフルエンザウイルスが出現すれば1週間で全世界に拡大、未曽有の悲劇が人類を襲うことになる。ひとたび日本国内に入れば、だれも免疫を持たないため、瞬く間に感染が広がり、医療機関、交通機関、食料供給など社会は大混乱に陥る危険性がある。私たちはどんな対応を取ればよいのか、医療現場や行政の備えはどこまで進んでいるのか、国内外の対策を徹底的にチェックし、残された課題や日本のとるべき道を提示する。」(NHKサイトより)

2008年にすでに今の事態を警告していたとは驚きです。

2008年の出来事は?

2008年に国内外で起こった出来事はこちらです。

アメリカ発金融危機:

アメリカの大手証券会社、リーマンブラザーズが9月15日に倒産し、100年に一度といわれる金融危機が表面化しました。

秋葉原 通り魔殺人:

6月8日午後0時半過ぎ、東京・秋葉原の歩行者天国に男がトラックで突っ込み、歩行者をはね飛ばしたうえ、ナイフで次々と刺し、7人が死亡した。加藤智大被告は2011年に死刑を言い渡された。

大統領にオバマ氏当選:

民主党のバラク・オバマ氏が11月4日、アメリカ大統領選で共和党のマケイン候補を破って当選し、アメリカ史上初のアフリカ系の大統領が誕生した。

益川さんら4人 ノーベル賞受賞:

2008年のノーベル賞で物理学賞に3人、化学賞に1人の日本人4人が同時に受賞した。物理学賞の益川敏英さん、小林誠さん、米国籍の南部陽一郎さん3人と化学賞の下村脩さん。

洞爺湖サミットと福田総理大臣の辞任:

7月、福田総理大臣は洞爺湖サミット議長として外交での成果をアピール。しかし9月1日辞任を表明し突然の辞任劇となった。

麻生太郎内閣誕生:

9月24日、衆院本会議で自民党の麻生太郎総裁が首相に指名され、麻生太郎内閣が誕生した。

まとめ

今回は2008年放送のNHKスペシャルドラマ「感染爆発パンデミック・フルー」についての情報でした。

感染症の脅威についてはいろいろな形で繰り返し述べられてきたのですね。しかしフィクションと実際に起こるのとでは全く違うのだと思いました。

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