【あさイチ】古関金子特集の内容は?朝ドラヒロインモデル驚きの人生についても!

 

4月30日のNHKあさイチで、朝ドラ「エール」のヒロイン・音(二階堂ふみ)のモデル古関金子(こせききんこ)さんの特集をしていました。

【あさイチ】古関金子特集の内容は?

番組では、朝ドラ受けで有名な近江 友里恵(おうみ ゆりえ)アナウンサーが案内役を務め、古関金子さんについて紹介しました。

古関金子の人生

古関金子さんは、愛知県豊橋市の出身、明治45年(1912年)生まれです。

7人兄弟の4番目として生まれ、音楽と文学を愛し、空想の世界に浸るのが大好きな女の子でした。

オペラ歌手を目指していた18歳の時に海外の作曲コンクールで入賞した日本人青年(古関裕而)のことを知り、手紙を書きます。そして文通が始まります。

実際の古関金子の手紙から

「私は貴方が好きです。好きで好きでたまらないのです。何て云ったららいいか解らないほど大好きでたまりません」

古関裕而の手紙から

「今金子さんの御写真を見ると 心から懐かしい恋しい感じにいたされます。私の求めていた女(ひと) 貴女です。金子さん 貴女です」

どちらもストレートな表現!芸術家だからでしょうか。二人は後世にこれが残って多くの人が見るとは思いもしなかったことでしょう。

情熱的なやりとりの末、古関裕而は金子さんに会いに豊橋へ。金子(きんこ)さんは裕而さんが福島に帰るときにそのままついていき結婚したそうです。

(c)NHK

文通を始めてからわずか3ヶ月ほどのことだったそうです。驚きですね。

漫画で分かる!古関金子さん

愛知県豊橋市では、金子さんの人生をより多くの人に知ってもらおうと、「漫画で分かる!古関金子さん」という冊子を発行し、市役所で無料配布しています。そこには金子さんの人生がありのままに描かれているそうです。見てみたいですね。

と思ったら、愛知県東三河広域観光協議会のサイトから見れるのでした。さすが!


朝ドラヒロインモデル驚きの人生について

近江友里恵アナもびっくり!

近江 友里恵(おうみ ゆりえ)アナウンサーは、「漫画で分かる!古関金子さん」を読んで、「こんなにドラマチックな人生が現実にあるのか」とびっくりしたそうです。

また、近江アナは、古関金子さんの長女雅子さん(88歳)に電話で取材しました。

雅子さんから聞くお母さんの金子さんがまたすごい人でした。

戦争中の家族秘話

金子さんの長女・雅子さんが覚えている母・金子さんは、いつも明るくて太陽のような人だったそうです。

戦時中でも明るくて暗い表情はしませんでした。

当時は太平洋戦争のさなかで、夜間空襲を防ぐために灯火管制(とうかかんせい)※が行われ、夜は電気を消さなくてはなりませんでしたが、そんな中でも古関家は、手元だけ明かりを照らして夜な夜な家族でトランプ大会をしていたそうです。

規制の続く息苦しい毎日の中でも、子どもたちにつらい思いをさせたくないという金子さんの優しさだったのでしょうか。

※灯火管制とは、戦時下で照明の使用を制限すること。光が漏れると都市の場所が敵に知れるため。

そんな毎日を送っていたため、雅子さんは戦時下でも不安で眠れないことがなかったそうです。

戦況が悪化し、福島の飯坂温泉に疎開し、知人の家や旅館を間借りして暮らしていましたが、そこで終戦を迎えたそうです。

戦時中は外国の歌を歌えなかったのですが、終戦後は金子さんが歌うと、旅館に出入りしていた進駐軍のアメリカ兵もうっとりと耳を傾けていたそうです。

雅子さんは今でも金子さんの明るい歌声が頭に残っているという事でした。

まとめ

金子さん、すごい行動力!そして戦時下でも明るくて素晴らしいですね。

新型コロナで鬱々としている場合ではない!と活を入れられた気分になりました。

今回は金子さんの特集だったので、長女の雅子さんからお父様の古関裕而さんのことを聞けなかったのが残念でした。ぜひまた古関裕而さんの特集をしてほしいです。

 

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