尾形百之助にリベンジを誓う、ロシア帝国の凄腕スナイパー、ヴァシリ・パヴリチェンコ。
のちに『頭巾ちゃん』と呼ばれ、マスコットキャラになります。
尾形百之助との静かなる狙撃対決は目が離せません!
今回はゴールデンカムイ4期にも登場するヴァシリについて、どんな人物なのか、また頭巾をかぶっているのはなぜなのかも見ていきたいと思います。
目次
ゴールデンカムイでヴァシリとは?
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— Tet🎄@tetsai (@tetsaiLT) December 14, 2021
ヴァシリとは?
日露戦争を生き延び、ロシアの国境警備隊となった狙撃手です。
怪った仲間を見殺しにする冷徹さと臆病名までの慎重さを持ち、「手練れの狙撃手。」「狙撃に向いている。」と尾形に言わせました。
狙撃手として高いプライドを持っており、堂々と姿を見せたキロランケに対して、
「撃ってみろという態度が気に食わない。獲物の生き死にを決めるのは狙撃手である私だ。」と撃たなかったことがありました。
尾形との狙撃対決に敗れてからは単身北海道に渡り、同じく尾形を追う杉元一行と行動を共にします。
絵が得意で言葉が通じない時に絵で伝えるシーンも見られます。
初登場時はもみあげと顎髭が厳つい印象でした。
【Happy birthday🎉】
本日3月8日は、TVアニメ『ゴールデンカムイ』にて、尾形と一騎打ちを繰り広げたロシア国境守備隊の狙撃手 ヴァシリ役・梅原裕一郎さんの誕生日です!
梅原さん、誕生日おめでとうございますッ!!#ゴールデンカムイ pic.twitter.com/KD5L9kxKjB— TVアニメ『ゴールデンカムイ』公式 (@kamuy_anime) March 7, 2022
元ネタは第二次世界大戦で活躍したソ連の狙撃兵ヴァシリ・ザイツェフではないかと思われます。
スターリングラード攻防戦においてドイツ軍の狙撃手と対決をしており、数日かけて根気強く追い込んだ点や囮を使って相手に発砲させ、相手の位置を把握して討ち取った経緯は尾形との対決に共通点があります。
また、ソ連軍にはリュドミラ・パウリチェンコという狙撃の女王と呼ばれた人物もおり、その2人から名前をつけたのだと考えられます。
ヴァシリの初登場は漫画の何巻?
初登場は漫画17巻160話 アニメ29話です。
金塊の暗号についての手がかりを探すためロシアに行こうとするアシリパとキロランケ、尾形、白石の4人。
脱走兵や脱獄犯を抱えたメンバーでは旅券の申請は不可能と判断し、国境を自由に行き来できる遊牧民のウイルタ族に変装して密入国を図ります。
ロシア皇帝を爆弾で暗殺した犯人のキロランケ(ロシア名 ユルバルス)が樺太からロシアへ密入国するとの情報を鶴見中尉から受け待機していた国境警備隊のうちの一人です。
ヴァシリが頭巾をかぶっているのはなぜ?
引用:https://goldenkamuy.fandom.com/wiki/Vasily_Pavlichenko?so=search
ヴァシリが頭巾をかぶっている理由
尾形との狙撃戦にて顎を撃ちぬかれ負傷したために、それ以降は頭巾で顔の下半分を隠した状態で登場しています。
「今週のヴァシリは、フンフン」
ぜひ発売中のYJ52号をご覧ください。 #ゴールデンカムイ pic.twitter.com/wcv75gs9ro— ゴールデンカムイ(公式) (@kamuy_official) November 27, 2020
傷のせいで上手く会話もできないようです。
尾形との狙撃戦
ウイルタ族に変装し密入国を図るも、突然の狙撃で同行していたウイルタのお父さんが撃たれます。
瞬時に相手が手練れの狙撃手だと判断した尾形は少々楽しそうです。
撃たれたウイルタの元へ丸腰のキロランケが助けに向かい、「早く撃て!」と騒いだロシア兵の一人は尾形に腹を狙撃されます。
頭ではなく腹を狙ったのは即死を避け、足手まといにするためだと分析し、撃たれた仲間をおいてキロランケたちを追うヴァシリ。
熟練の狙撃手同士の読みあいが始まります。
ヴァシリは尾形の立場になって自分ならどうするかを考えます。
自分が発砲すれば相手に位置を悟られてしまうため、勝負の分かれ目は『どちらが先に相手の姿を捕捉するか。』ということにかかっています。
ヴァシリの仲間はキロランケの仕掛けた爆弾により負傷しますが、ヴァシリは姿を見せません。
その様子に尾形は「このうめき声を一晩中聞いても平気な人間のはずだ。」と二ヤリ。
ヴァシリは銃を構える尾形らしき物体を発見しますが、微動だにしないことに違和感をおぼえ、慎重に様子を伺い続けます。
夜があけ、周囲が明るくなってきた頃に尾形らしき物体の後ろに雪についた足跡を見つけ、あれは囮であると判断します。
近くにウイルタの棺があったことから
尾形らしき物体は棺から出した遺体を利用したフェイクであり、本物の尾形は棺の中に隠れていると確信をもって棺に銃弾を放ちます。
しかし全てが尾形の巧妙な仕掛けであり、ヴァシリが囮だと判断した物体こそ尾形だったのです。
狙撃対決は尾形の勝利でしたが、白い息が出ないようにと一晩中雪を口に含み微動だにせずいた尾形も相当消耗しており、頭ではなく顎を撃ちぬきヴァシリは生き延びました。
尾形への復讐
尾形に復讐を誓うヴァシリは単身北海道へ来て、街中で見た白石を「あの時一緒にいた男」とし、尾形へのご挨拶とばかりに白石の脚を撃ちぬきます。
その場に尾形が居ればこんな狙撃ができるのはあのロシア兵に違いないと気づいたでしょうが、尾形は既に逃亡していたので杉元は自分たちを狙ってくる狙撃手=尾形だと思い反撃に向かいます。
尾形ではないと気づいたものの、自分たちに害をなすものとして殺そうとしますが、ヴァシリの懐に精巧な尾形の似顔絵があるのを発見し、対話することになります。
杉元の絵が下手過ぎて全く伝わりませんでしたが同行していた月島軍曹の通訳のおかげで杉元たちも尾形を追っていることが伝わりました。
ヴァシリは尾形を追うために杉元一行になんとなくついてくるようになり、ピンチの際には杉元達を助けています。
言葉は通じていませんがヴァシリも日露戦争帰りの優秀な兵士なので状況を見て行動できるのでしょう。
まとめ
ずきんちゃんこと『ヴァシリ・パヴリチェンコ』の初登場から尾形百之助との狙撃手対決をまとめました。
尾形との再戦も気になりますね!
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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