ねほりんぱほりん「2020の港区女子」は、NHKEテレで 12月9日 (水)午後10:50 ~午後11:20に放送されました。
新型コロナウイルス危機の現在「港区女子」の生活がどう変わったかを取り上げていました。
目次
ねほりんぱほりん「2020の港区女子」を見た感想
港区女子とは、何かもっとセレブで一般女子の手の届かない世界にいる女性のことかと思っていましたが、特にそうではないのだと分かりました。
素人の容姿のいい女性が、夜な夜なお金持ちのおじさん達と飲み会やパーティーで夜を過ごし、タクシー代をもらって帰る、という生活を送っている女性で、港区で活動すれば、それが港区女子、ということになるようです。
男性はなぜ港区女子と付き合いたいのでしょうか。
銀座のバーやクラブでお金を使うよりも、素人の若い女性にお金を使う人が多くなっているのかもしれないと思いました。
店に勤めていなければ縛りがないから、それだけ付き合うのが楽なのかもしれません。
女性のほうも店で経験を積むよりも、手軽にお金を稼げるので良いのでしょう。
しかしコロナで生活が変わってしまったようです。
ただ、それは悪いことばかりではなくて、自分を見つめる良い機会だったようです。
人に寄生する生き方が、長続きしないことが分かったのではないでしょうか。
コロナ前の彼女たちの生活について
「ねほりんぱほりん」の番組紹介より ↓
六本木、西麻布、赤坂などを抱え、最先端のトレンドが発信されるキラキラした街、東京都港区。
そこを根城に、高所得男性たちとの飲み会を楽しんでいるのが「港区女子」だ。
しかし世は新型コロナウイルス危機。港区の夜も、彼女たちの生活も変わった…。
2020の「港区女子」を掘る。
今回の出演者は2人で、キョウコさんとユリさん。
キョウコさんは、30代前半の会社員で東京生まれ、港区女子歴は5年、一方ユリさんは30代前半の元看護士で地方生まれ、港区女子歴は10年にも及びます。
二人の今まで飲んだお酒で一番高いものは、300万円のワイン(キョウコさん)と200万円のシャンパン(ユリさん)だそうです。
彼女たちは「ギャラ飲み」という飲み会でお金を稼ぐのだそうです。
「ギャラ飲みアプリ」というのに登録すると始められたり、港区女子のグループラインにギャラ飲みの情報が入ってくるそうです。
※「ギャラ飲み」というのは、男性から女性へ、参加に対する謝礼として金銭が支払われる飲み会のこと。
タクシー代として謝礼が支払われるケースもあるそうです。
主に経営者や会社役員などの富裕層男性による飲み会を対象として、アルバイト感覚で参加する若い女性が増えているそうです。
飲み会がお金を稼ぐ手段になるのですね。
会社に属していないコンパニオンのようなものなのでしょう。
コロナで変わったこと
港区女子の生活もコロナの影響で大きく変わっているようです。
●飲み会が減った
●もらえるタクシー代が減った
●飲む場所が変わった→新宿の焼き鳥屋になることも。こうなるともはや港区女子ではないですね。
●自分の今後を考えるようになった→これはいいことなのではないでしょうか。
収入が減って港区のマンションに住めなくなった港区女子も多いようです。
昼間の仕事に変わった人もいるようです。
コロナの影響は大きいですね。
さすがに港区女子の生活も大きく変わっているようです。
ユリさんは、看護師の仕事に戻ろうかと考えているそうです。
キョウコさんは、港区女子の間に見つけた彼氏と結婚を考え、キラキラ主婦、キラキラママになりたいそうです。
自分の生活をインスタにあげていくそうです。
「港区女子」とは
二人の定義
港区でお金を使わないで遊べる女の子(キョウコさん)
港区でキラキラした格好をしてキラキラ体験をしている女の子(ユリさん)
一般的な定義
「港区女子」とは、東京都港区を主な拠点として、毎晩のように高所得男性たちとの飲み会やゴージャスなホームパーティー、高級バーや高級レストランに通い、六本木界隈でショッピングを楽しむ女子たちのことを指します。
彼女たちは、有名企業に勤めていたりして、ある程度の収入はある人も多いのですが、自分で稼いだお金は洋服代や化粧品に使い、遊びに使うお金は男性に出してもらうようです。
食事代、買い物代、タクシー代を出してもらうだけでなく海外旅行に連れて行ってもらったり、高額のプレゼントをもらったりすることもあります。
そのような港区女子が存在するには、お金を出す相手が必要です。そのような男性には「港区おじさん」と呼ばれる人がいます。
「港区おじさん」の特徴は、高収入、高学歴です。
その相手は既婚・未婚問わずにお金があって、美しく見栄えのする女性を連れ歩くことが好きな男性ということになるでしょう。
港区女子には最終的な目標をハイスペックな男性と結婚することと決めている人もいるようですが、みんながみんなというわけではないようです。
「港区女子」の実態
「1曲歌ってポンと20万円!」
「自家用機で北海道におすしを食べに連れてってもらった」…
NHK「ねほりんぱほりん」
そんなバブルの時代を彷彿させる生活をいまだに送っている限られた女子、それが「港区女子」。
彼女たちは20代~30代前半で、自分が連れて行ってもらった高級店や高級料理の写真をインスタに載せています。
なるほどこういう店に行ってこういうものを食べているのか、と分かります。
何人かの港区女子らしき人のインスタを見てみましたが、コロナの影響をあまり感じられません。
しかし番組では、コロナの影響がかなりあることが分かりました。
しかし本当の富裕層は、それほど影響を受けていないのかもしれません。
飲み会も減ったとはいえ隠れて空いているバーなどもあるそうです。
「港区女子」という言葉の由来
「港区女子」という言葉は、「東京カレンダー」という雑誌から生まれたと言われています。
社長の菅野祐介さんは、『東京カレンダー』は「創刊以来、15年もの間、グルメ、しかも外食という外で体験を楽しむジャンルをコアコンピタンスとしてきた」と述べています。(コアコンピタンスとは、企業の中核となる強みのこと)
毎日のように港区の高級店で外食をして、それをインスタで紹介する港区女子にピッタリの雑誌と言えるでしょう。
さまざまな「港区女子」
「港区女子」と一言で言ってもいろいろな人がいて、ひとくくりにはできないと思いました。
しかし分かったのは、多くの港区女子は、期限を決めて港区女子としてのキラキラ生活をしている、という事です。
港区女子でいるのは意外に大変で、おしゃれや体形維持に気を使い、派手な生活を維持するため、お金を出してくれる男性を引き留めておくだけのコミュニケーション能力も磨かないといけません。
お嬢様やプロ彼女との違い
港区女子に似た女性たちとしていわゆるお金持ちのお嬢様がいます。
生まれたときから大切に育てられ、ブランド物を身につけて、私立の学校に通い、周りも似たような環境でそれが普通のこと、という育ち方をした女性です。
港区女子の中にもそのような女性が含まれていると思いますが、自分の生活をインスタにあげて見せびらかすようなことはしないのではないでしょうか。
また、プロ彼女と呼ばれる女性がいますが、彼女たちの目的は、芸能人や有名スポーツ選手と結婚することであり、六本木や赤坂で豪遊したりパーティーすることがあってもそれ自体が目的ではないので、また、港区女子とは違うと言えるでしょう。
まとめ
今回は「ねほりんぱほりん」で取り上げられた「港区女子」についてまとめました。
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