NHK朝ドラ「エール」の中で主人公古山裕一(窪田正孝)の弟・浩二(佐久本宝)は長男の裕一に変わって家業を継ぎ、何とか喜多一が維持できるようにといろいろアイディアを出すのですが、ことごとく父の三郎の反対にあってしまいます。
浩二は両親が自分よりも裕一に甘いような気がして気にいりません。兄弟間の親をめぐる嫉妬…永遠のテーマですね。
迫真の演技がひときわ目立つ浩二役の佐久本宝(さくもと・たから)さんについてまとめてみました。
目次
佐久本宝(エール・浩二役)の経歴は?
踊る!さんま御殿!!にて
佐久本 宝さんって
沖縄出身の俳優さん? pic.twitter.com/AYBsknE1hS— おがはん@さいたま (@OGAHAN303083) January 18, 2022
佐久本宝のプロフィール
引用:映画.com
出身地 | 沖縄県うるま市 |
生年月日 | 1998年7月22日 |
血液型 | A型 |
身長 | 163cm |
事務所 | ビーストリーム |
佐久本宝の経歴
佐久本 宝さんは、1998年7月22日生まれの21歳(2020年現在)で沖縄県うるま市出身です。血液型はA型で身長は163㎝。特技は三線早弾きだそうです。沖縄出身だからですね。
所属事務所は株式会社ビーストリーム(Be-stream)です。2017年2月にオフィシャルサイトがオープンしているので、まだ新しい事務所のようです。
映画「怒り」で1200人のオーディションを勝ち抜き映画初出演をし、第40回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞されました。
映画出演のきっかけは、うるま市にて中高生が演じる舞台・現代版組踊「肝高の阿麻和利」で七代目阿麻和利役を演じたことです。
それを見に来ていた映画監督の李相日が関心を示し、映画『怒り』のオーディションに呼ばれて参加しました。
映画『怒り』では沖縄パートの主要キャラクター辰哉役を演じ、公開後は瞬く間に「あの子は誰?」と話題となり、今最も期待される大型新人俳優と言われています。
佐久本宝の過去の出演作品
佐久本宝さんの主な出演作品です。
●2018年「あの頃、君を追いかけた」大野陽平 役
●2018年「YOU達HAPPY映画版 ひまわり」花村龍二 役
●2016年「怒り」知念辰也 役
●2019年「甲子園とオバーと爆弾なべ」
●2019年「KBOYS」
●2018年「ヒーローを作った男 石ノ森章太郎物語」
●2018年「花へんろ特別編 春子の人形」
●2018年「声だけ天使」長友信二役
●2019年「銀幕の果てに」 山崎宝 役
●2017年「熱海殺人事件 NEW GENERATION」
●2013年~「現代版組踊・肝高の阿麻和利」
ナレーションにも挑戦!
佐久本さんは、合同会社ミッシングピース(MissingPiece)とVoice部門で業務提携をしています。
ミッシングピースのHPから佐久本さんの音声を聞くことができます。とても21歳とは思えない味のある語り口です。
佐久本さんはご自身のインスタグラムでこのように話しています。
「声だけで届ける。
凄く、単純で難しくて、誤魔化せない。
初めは自分の声の録音を聞き、
レッスンでも思うようなものが出せず、
泣きながら(泣いてない)、どうすれば、
相手に届くのか。
と言う事を考えながら、信頼出来る先生方とレッスンを重ねました。
分からない事だらけですが、
これからも、どんどん新しい世界に挑戦していきたいと思いますので、よろしくお願い致します。」
これからもいろいろな挑戦をされることでしょう。楽しみですね!
佐久本宝の性格
佐久本宝さんは役柄に真摯に取り組む姿勢から、とてもまじめな方だと思います。
AbemaTVの連続ドラマ「#声だけ天使」で、オタクで内気な性格のシンジを演じたときのインタビューで、このように語っています。
ーーご自身とシンジが重なる部分はありますか?
シンジは基本的に発言したり表現することが、難しいというか、上手くできないのです。その代わり、メンバーを人一倍客観的に見ているところがあります。監督も言っていたのですが、「シンジが一番大人だ」と。
シンジはいつも冷静で、自分が今どうすればいいか、何を話せばいいか、ということを考えながらしゃべっていたと思うんです。相手への伝え方をすごく悩むので、皆よりワンテンポ遅れてしまうところがあるんですね。そういうところがとても自分に似ているというか。あまり話すのが上手くないんですよ、僕。苦手なんです(笑)。(ABEMA TIMESより)
「話すのが苦手」、と言っています。どこか控えめな印象を受けるのはそのせいでしょうか。
しかしプライベートでは普通の21歳のようで、ドラマで共演した「3年A組」メンバーとも仲良しだそうです。
佐久本宝のメッセージ
朝ドラ「エール」で福島の視聴者にメッセージを送っています。
力強いメッセージ、意気込みが伝わりますね!
#福島 のみなさん!
✨☀✨☀✨
\ 佐久本宝さんより /
メッセージをいただきました!✨☀✨☀✨
古山裕一( #窪田正孝 )の
弟・浩二エールはもうすぐ!!
お楽しみに#朝ドラエール #エール
#佐久本宝
#福島局Twitterでも盛り上げていくぞ ③▼HP▼https://t.co/f1zJ2POok0 pic.twitter.com/zgSTu7AEOz
— NHK福島放送局 (@nhk_fukushima) March 24, 2020
「エール」取材会でのコメント。古山家の和やかな様子がよく分かります。本当の家族のようですね。
●佐久本宝さん(「エール」取材会、2019年12月18日)
こんなにも温かい家族のもとにいられて幸せです。泣くシーンの後に、窪田さんが「大丈夫?」と…(リンク先へ続く)●唐沢寿明さん
今回彼が主演だからということもあって、このお仕事を引き受けました…(リンク先へ続く)https://t.co/Lhcb96qeBw— kubotakun_bot (@kubotakun_bot) December 19, 2019
浩二が好きというコメント。裕一には厳しいけれど家族のために働く浩二にもエールを送りたいですね。
やっぱり浩二が好き。家族を捨てた裕一の代わりに、浩二が家族を背負って生きてる。父親、母親ともうまくいかない時があったけど家族を見捨てずに家族のためを考えて、胃がんの父親のために暗い顔見せるなとか、兄がいるのに一人で抱えて浩二寂しいやつじゃん😢#朝ドラエール #エール
— ちくわ (@giaUnph3DKKavZK) June 9, 2020
エールでの役どころ
「エール」の中で、佐久本さんは主人公裕一(窪田正孝)の弟役です。
浩二は役人の道へ
長男でありながら、音楽という道を進む兄に対して納得できずに、裕一に「もっと家族のことを考えてほしい」と詰め寄りますが、後半では音楽で成功した兄を認め、自分は役人の道を選びます。
父の三郎(唐沢寿明)亡き後、母のまさと二人暮らしをしていたためか結婚が遅れてしまいます。
そのせいか料理の腕前はなかなかのようで、音と華に自作のお菓子をふるまう場面もありました。
浩二の結婚
義姉の音に、「どんな人が好き?」と聞かれて、「原節子みてえな…?」と答えて絶句されたりもします。
仕事でかかわっているリンゴ園の娘・畠山まき子とお互いに好きなのですが、なかなかうまく言い出せません。
それに気づいた音(二階堂ふみ)が、やらずに後悔するより、やって後悔するほうが良い!と後押しします。
浩二はリンゴ園に行き、まき子に、「東京行くな」と叫ぶのでした。
その言葉をずっと待っていた、と涙ぐむまき子。
浩二はリンゴ園に婿にいくことになり、二人は結婚します。
#エール
浩二、和服おそろしく似合うな!!
さすが呉服屋の息子^_^
志田未来さんもかわいいぞ💕 pic.twitter.com/CE6QdRdqd0— 朝ドラユニバース@朝ドラ小ネタ探求者 (@AsadoraUniverse) November 12, 2020
結婚式で、乾杯の音頭を取った裕一(窪田正孝)は、自分に変わって家や家族を守ってくれた浩二に感謝の言葉を述べます。兄弟間の確執が解消されて本当に良かった!
お相手役の志田未来さんについてはこちらに書いています ↓
【エール】志田未来の演技力がすごい?リンゴ農家の娘・畠山まき子役と経歴も
佐久本宝はジャングルポケットのおたけに似ている?
Twitterでおたけに似ていると話題
佐久本さんはtwitterでも評判で、ジャングルポケットのおたけに似ていると言われています。写真を見てみると、確かに似ていますね!
この俳優さん、ジャンポケおたけさんに、雰囲気が似てるんだよな〜。#3年A組今から皆さんは人質です#佐久本宝 さん#ジャングルポケット#おたけ さん pic.twitter.com/WPzoCfJpQL
— あゆみ (@25_chiba) January 13, 2019
3Aに出てる佐久本宝って子おたけに似てるよね←
— なじゅたん (@Rainbow__0730) January 28, 2019
佐久本 宝って人おたけに似てる
— こはる (@umozon_) March 3, 2017
ご本人もツイート
おたけご本人もツイートしています。「佐久本さんすいません」とあやまっておきながら「アカデミー賞おたけ」と言っています。おかしいですね。(笑)
佐久本宝さんに似てると言うコメントが!!
佐久本さんすいません、、、
アカデミー賞おたけと言う事ですね!!!おたけサイコッチョー
— ジャングルポケット おたけ (@janpoke1202) March 3, 2017
まとめ
今回は裕一の弟・浩二役を演じる佐久本宝さんについてまとめてみました。
舞台を見て監督から声をかけられるなんてめったにないことですね。いかに演技力に優れているかがわかるエピソードだと思います。
エールで浩二を演じるときも、父に認められている兄・裕一(窪田正孝)が羨ましいという心情がよく出ていて素晴らしいと思いました。
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