新型コロナウイルの影響で結婚式を延期する人が増えています。しかし、延期という選択ではなく、インターネットを介した「バーチャル結婚式」を行ったカップルがいるそうです。
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「バーチャル結婚式」はこれから流行るのか
「バーチャル結婚式」を行ったアルゼンチンのカップル
外出禁止だからバーチャル結婚式 アルゼンチン pic.twitter.com/cwYYSG7ixV
— AFPBB News (@afpbbcom) March 27, 2020
※時事ドットコムニュースの記事から
【サンパウロ時事】アルゼンチン北部のコルドバでこのほど、新型コロナウイルス感染拡大の影響で挙式できなくなったカップルがインターネットを介した「バーチャル結婚式」を挙げ、画面越しに大勢の親族や友人の盛大な祝福を受けた。
このカップルは店員のディエゴ・アスピティアさん(42)と教員のソフィア・クヒノさん(32)。28日に式と披露宴を予定していたが、感染予防措置で集会が禁じられたため不可能に。「私たちにとって大事なのは結婚の証人と祝福、愛、喜び」と考えた二人は気持ちを切り替え、21日、自宅のソファに腰掛けてカメラに向かって永遠の愛を誓った。
式ではモニター越しに牧師が結婚を祝福し、親族や友人らがスピーチ。新郎新婦は時に涙を浮かべ、キスを交わした際には画面の向こうで歓声が上がった。
式の映像はインターネット交流サイト(SNS)や動画投稿サイトに上げられ、夫妻の元には見知らぬ人々からも祝意が寄せられている。ソフィアさんは「私たちは結婚したかっただけ。有名になるとは思っていなかった」と戸惑いながらも、「式は考えていたより素晴らしく、とてもリアルだった。多くの人に祝ってもらった」と幸せをかみしめている。
また、AFPBBnewsによると、この二人についてこのように書いてあります。
「新居に引っ越したばかりの2人は今月20日、隣人に借りたWiFiを使って、福音派教会の牧師と約400人の「招待客」を式につなげた。」
そして披露宴は外出禁止令が終わってからやることにしたそうです。
なるほどこういう選択もあったのか!と思いました。
新型コロナウイルスの影響で、自宅からのリモートワークや、オンラインレッスンなどが話題になっていましたが、インターネットでの結婚式までができる時代になったのだなぁ~と感慨深いものを感じました。なんたって私が学生時代はワープロが主流だったので・・。
実際どんな風に行ったのか詳細は分かりませんが、web会議システムを使ったのでしょうか。みんながそれぞれの自宅などからパソコンやスマホで参加し、牧師さんもモニター越しに結婚を祝福したなんて面白いですね。
「バーチャル結婚式」についての意見まとめ
ツイッターでも好意的な意見が多いので、今後バーチャル結婚式は今後流行るのではないでしょうか。すでに、海外にいる兄弟の結婚式にオンラインで参加したという人もいました。
早くバーチャル結婚式はやらないかな。コロナとかご祝儀とかドレスコードとか全ていらなくなるバーチャル結婚式。ご祝儀はスパチャ。入院でも孫の結婚式見れるし、最高なのでは?
— あずちゃん (@kuzu2x4) March 25, 2020
アルゼンチンで「バーチャル結婚式」 新型コロナ感染拡大で集会禁止、画面越し祝福:時事ドットコム
コロナ対策に、嬉しい話題!
こうやっていろんなことが変わっていくんだろうな https://t.co/ckPYgwSZp2— いーちゃん(イチータ) (@chan310123) March 28, 2020
結婚式をライブ配信するアプリについて
また、結婚式を式場で行うけれども、参列者は会場に行かずにスマホやパソコンから動画を視聴する、というシステムもあるようです。
日本経済新聞の記事によると、結婚式をライブ配信するアプリの提供をある会社が始めたという事でした。
ご祝儀もクレジットカード決済で新郎新婦に送金できるという事でよく考えられているな、と感心しました。送金額の20%を会社が手数料として受け取るそうです。
まとめ
新型コロナウイルスで結婚式ができずに困っているカップルは、自宅からのバーチャル結婚式やアプリを使ったリモート結婚式を検討してみてはいかがでしょうか。
オーストラリアではモリソン首相が3月24日に、感染対策のため、お葬式参列は10人まで、結婚式は5人までに制限する、と発表したそうです。
結婚式ばかりでなく、お葬式も限られた空間に人が密集しますものね。将来は冠婚葬祭はバーチャルで行う時代が来るのかもしれません。
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