新型コロナウイルスの感染者が日本でも東京を中心にまだまだ増えていますね。ニューヨーク市のように大変なことにならないように今まさに手を打つことが必要ではないでしょうか。ビルゲイツ氏の提言が参考になると思います。
目次
新型コロナウイルスはいつまで続く?
ビルゲイツ氏は「全米で感染者数が減少し始めるまでには今後10週間以上かかる可能性がある」と述べています。それまで封鎖を緩和してはいけないし「経済の回復は人を生き返らせるより可能なこと」と述べています。(経済を回復させることはできるが、人を生き返らせることはできない、ということ)
ビルゲイツの名言でた!
「経済の回復は人を生き返らせるより可能なこと」
大切な人を失ったら、何も買う気もしないし出かける気もしない。経済の痛みは回復できても、死者は蘇らない。
今生活に苦しい人の生活費保障をまずしてコロナの早期収束を目指すべき!#マスク2枚#コロナ— みじかん (@mijijam) April 2, 2020
新型コロナウイルスに関するビルゲイツ氏の提言
3月31日に、ビル・ゲイツ氏は、アメリカがどうすれば新型コロナウイルスのパンデミックを乗り切れるかについて、ワシントン・ポストに寄稿しました。
ビルゲイツのコロナ対策に関するワシントンポストへの寄稿。山中教授の提言とほぼ同時に出てたようで内容的にも近い。https://t.co/D9aJLgnS4h
— shg (@shg) April 2, 2020
この中でビルゲイツ氏は、アメリカがどうすれば新型コロナウイルスのパンデミックを乗り切れるかについて、3つのポイントを挙げています。
国内での感染拡大を食い止めるために課されるロックダウン(封鎖)に「一貫した全国的なアプローチ」を求めること
専門家の意見に従わずにいくつかの州や郡は完全な封鎖をしていない。まだオープンしているビーチもあるし、座って食べる食事を提供している店もある。そのようなことをしていては悲惨だ。人々が自由に行き来できるなら、ウイルスもしかりだからだ。封鎖は全ての地域で行われなければならない。感染者の数が減るには10週間かそれ以上かかるだろう。誰もビジネスを以前のように行うことはできないし、封鎖を緩めることもできない。このことを間違えれば経済の痛みを広げウイルスを再び戻らせて死亡者を増やす可能性を高めることになる。
※今まさに感染者が増えている日本もこの提言をしっかり受け止めるときではないでしょうか。
検査を増やし、誰を優先的に検査するか明確な基準を作ること
最も優先すべきは医療従事者で、症状の強い人、潜在的なリスクの高い人がそれに続く。
※日本でも医療従事者の感染が増えています。優先的に検査できているのでしょうか。
治療法やワクチンの開発にはデータに基づくアプローチを取ること
指導者たちに対しては「噂や買いだめを煽らない」よう求めている。
ツイッターより
ニューヨーク封鎖断念
米国でも厳しい政治判断を迫られているビルゲイツは26日インタビュー
他の州で数字低いのは単に検査数が少ないため
もはや、全州同時封鎖しなければ、コロナを阻止できない
段階的経済活動再開はナンセンス
一時痛みを我慢できなければもっと深刻なダメージを受ける日本は?
— Yutaka (@TakaharaYutaka) March 29, 2020
まとめ
このような非常事態では、経済活動よりも人の命を優先すべきだ、というのがビルゲイツ氏の主張だと思います。もっともですね。
大変な状況化にあっても全体の利益を考えて個人個人が行動することも必要ですが、国の方針によっても結果が大きく違ってくると思いました。
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