バックストリートボーイズとは？メンバーの経歴や、マネージャーの詐欺についても

こちらでは1990年代に大人気だったバックストリートボーイズについて、バックストリートボーイズとはどんなグループなのか、今でも活動しているのか、人気はどうなのかなどリサーチしました。

また、バックストリートボーイズを売り出したマネージャーが、なんと詐欺師だった、という事実についても見ていきたいと思います。

世界まる見え！バックストリートボーイズとは？

バックストリートボーイズはアメリカ合衆国の5人組のアイドルグループです。

グループは1993年に結成され、「アイ・ウォント・イット・ザット・ウェイ（I Want It That Way)」「君が僕を愛するかぎり (As Long As You Love Me)」など、多数のヒット曲を出しました。

CDの売り上げは1億4000万枚を超えているスーパーアイドルグループです。日本にも何回か来日しています。

この時期のアイドルグループでは珍しく現在でも活動しています。

アメリカよりも日本やヨーロッパ、オーストラリアなどの国で人気が持続しているようですね。

2019年の10月16日にも約6年ぶり通算7回目の来日公演＜バックストリート・ボーイズジャパンツアー2019＞を大阪城ホールで開催しました。

今年の3月には、大ヒット曲「I Want It That Way」をメンバー間で”遠隔パフォーマンス”し、ファンを喜ばせました。

That Backstreet Boys facetime performance was appropriately surreal for this moment, and I enjoyed EVERY DAMN MOMENT 😭 #iHeartConcertonFOX pic.twitter.com/7XlnUgz5VX

— Joey Kuhn (@JoeyKuhn) March 30, 2020

歌のスタイルは、楽器を演奏せずに5人が踊りながら歌います。ボーカルは全員が取りますが、ニック、ブライアン、ＡＪが多いようです。

ちなみにアイ・ウォント・イット・ザット・ウェイの歌いだしはニックが歌っています。

2019年1月25日にアルバム『DNA』を発表。ヒットチャートの1位を取り、復活を印象付けました。

アルバムより”Don’t Go Breaking My Heart”

では、メンバー5人のそれぞれについて見ていきます。

メンバーの経歴

ニック（Nick）

引用：Twitter

ニックの両親はニックが24歳の時に離婚。ニックには4人の弟や妹がいますがそのうち3人が芸能活動をしています。また、父親の再婚相手の子どもとも仲がいいそうです。

2005年アルコール依存症であることを公表し、テネシー州でリハビリをしました。

女性関係は派手でパリス・ヒルトンなど数々の女性と付き合ってきましたが、2014年にローレン・キットと結婚し、男の子と女の子の2人の子どもがいます。

↓母の日のツイート↓　Happy Mother’s “Day“と子どもに注意するところがお父さんって感じ。

#HappyMothersDay to you too ❤️❤️ pic.twitter.com/ADwgFoFoer

— Nick Carter (@nickcarter) May 10, 2020

ハウィー・D.（Howie D.）

引用：Twitter

ハウィーの音楽への情熱は3歳の時からで、祖父母の家のベッドで小さなギターを抱えてジャンプしながら「ベビーフェース」を歌っていたそうです。

5，6歳のころには、教会の合唱団で歌ったり、ミュージカルのオズの魔法使いでシンガーの役を演じたりしました。

ハウィーは、BSBの活動以外にもミュージカルに出演したり、情報番組に出演したりと活躍しています。

アメリカ、フロリダ州 ココアビーチにて各バルコニーにプール付きの
コンドミニアムを建設予定で、なんと約37億円だそうです。

2019年に来日の際には妻も同行し、大阪でしゃぶしゃぶを食べたそうです。

A.J.マクリーン（A.J.McLean）

引用：Twitter

4歳のときに両親が離婚し、以後母親と祖父母に育てられました。

小さいころから芸能界を目指し、何度もオーディションを受け、コメディー「Hi, Honey, I’m Home!」でシャンク役を演じました。

ドラッグとアルコールの中毒となり、2001年と2002年にリハビリ施設に入っています。

「ジョニー･ノーネーム」という分身を作り、JNN財団を立ち上げ、小児糖尿病研究や、学校での音楽チャリティーの為の基金を設けて活動しています。

ブライアン（Brian）

引用：Twitter

バプテスト今日の家に生まれ、小さいころからスポーツに優れて、野球リーグに入っていました。

7歳の時に教会で一人で歌い、16歳からは結婚式で歌うようになりました。バスケットボールプレイヤーになろうと思ったこともあるそうですが、身長が足りずに断念。

18歳の時ににバックストリートボーイズの5番目のメンバーに選ばれました。

2000年に結婚、2年後に息子のベイリーが生まれます。現在ベイリーはブロードウェイミュージカルに出たり歌手として活動しています。

ブライアンは生後6週間で心臓病になり、1998年に病気が悪化し、心臓手術を受けました。手術は無事に成功し、復帰しました。

ケヴィン（Kevin）

引用：Twitter

ケビンは家がキャンプ場を経営していたので幼いころから外で過ごすことが多く、4歳の時にはすでに馬に乗れたそうです。

サッカーも得意で高校ではキャプテンを務めました。

音楽も好きで、9歳の時にはピアノを聞き覚えて弾けたそうです。

高校では演劇も行い、人気投票で1位に選ばれるほどの人気者でした。

バックストリートボーイズにはメンバー募集の広告を見て応募、後にいとこのブライアンを誘いました。

2006年にどうしてもやりたいことがあると言って脱退しましたが、2012年に復帰しました。

マネージャーの詐欺について

バックストリートボーイズはマネージャーのルー・パールマンに対し訴訟を起こし、3年で決別していますが、その経過はこのようなものでした。

ルー・パールマンは、プロデューサーとして大変優れていて、バックストリートボーイズを結成し、当時ヘビメタが流行っていたアメリカではなく、ヨーロッパでデビューさせ、その後アメリカでデビューさせるという戦略を取りました。

その戦略は当たり、バックストリートボーイズはアメリカでも人気になりCDも売れましたが、当時メンバーへのギャラは1年間で1万2000ドル（約130万円）だったそうです。

ルー・パールマンは自分では、マネージャー、プロデューサー、事務所の社長としてそれぞれギャラを受け取り、さらにバックストリートボーイズの6人目のメンバーとしてのギャラまで受け取っていたそうです。

6人目のメンバーってありえないですね。だってこの真ん中の人ですよ。

引用：Twitter

「イン・シンク」の時も6人目のメンバーと言っていて、裁判官に「うちの娘の部屋にイン・シンクのポスターが貼ってあるが、あなたの顔はありませんよ」と言われて法廷に笑いが起こったそうです。

イン・シンク　↓

バックストリートボーイズのメンバーは自分たちの働きがほとんどルー・パールマンに行くことに憤り、訴訟を起こしました。そして350万ドル（3億8000万円）を受け取ったのです。

彼らは、デビューして3年でルー・パールマンと決別しました。

しかし、ルー・パールマンは全く平気で、また、アイドルグループ「イン・シンク」を作り、同じ手口を繰り返したのだそうです。

イン・シンクのギャラは1日35ドル（3800円）だったそうです。

イン・シンクとは1年で決別、その後もブリトニー・スピアーズがいたイノセンスやO-townなどで同じように詐欺を働いたそうです。懲りないですね。

結局他の詐欺でも起訴されて刑務所に入り、62歳で亡くなりました。

才能があるのに残念ですね。根っからの詐欺師なのでしょう。

まとめ

フロリダ州を中心とした5人の若者が集まってできたグループ、バックストリートボーイズ。

今回はそのメンバーについて、また、彼らのマネージャーだったルー・パールマンの詐欺の手口について見てきました。

バックストリートボーイズは、アイドルグループとして活動する中で恋愛やドラッグ、アルコールなどいろいろ問題を乗り越えて、昨年またヒットチャート1位に輝きました。

これからも5人で長く活動してほしいです。

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