ゴールデンカムイで谷垣がかわいいと言われるのはなぜ?面白いところや首の太さについても

 

ゴールデンカムイには、奇行が目立ったキャラクターが多く出演します。

しかし、その中でも行動原理はマトモなのにも関わらず、作中のキャラから愛あるイジリを一身に受け、大柄の成人男性とは思えぬ評価を得ているのが、セクシーマタギこと谷垣です。

今回は、そんな谷垣がかわいいと言われる理由や、谷垣の面白いところ、作中で変化する首の太さについても触れていきたいと思います。

 

ゴールデンカムイで谷垣がかわいいと言われるのはなぜ?

 

谷垣とは?

 


引用:ピクシブ百科事典

 

本名は谷垣源次郎。帝国陸軍北海道第七師団27聯隊に所属していた軍人で、階級は一等卒です。作中では愛称も付けられ、ドジマタギ、小熊ちゃん、ゲンジロちゃん等とも呼ばれています。

出身は東北秋田の阿仁で、軍人になる前はマタギとして猟をして生活していました。

体格がよく、樺太でヤマダ曲馬団に参加している時に月島と並ぶコマがあるのですが、一人だけ頭一つとびぬけたように描写されています。

眉毛・胸毛といった体毛が濃く、また作中どんどん胸囲が肥大化しているためか、脱ぎ率も高く、脱衣漫画として有名なゴールデンカムイでも、谷垣が出てくる回になると、特に男性陣が脱いでいる傾向にあるように思います。

胸囲はヤングジャンプ公式Q&Aによると、ジェイソン・ステイサムくらいとのこと。

 

谷垣がかわいいと言われるのはなぜ?

 

谷垣がかわいいと言われるのは、変人(変態?)の巣窟ゴールデンカムイの中でも、際立って人柄がよく、素直で誠実・真面目で、義理堅い人情味のある性格のおかげでしょう。

また、読売新聞のインタビューでも作者がお気に入りと公表しており、その理由について「モジャモジャでムチムチでカワイイから」と言っています。

モジャモジャでムチムチなのにもかかわらず、イジられキャラとして成り立っており、谷垣の切り返しは毎度素直で真面目なところがカワイイのかもしれません。

たしかに、個人的にも、そういった性癖はないにもかかわらず、ほほえましさすら覚えます。

 

谷垣のかわいいところ

 

16巻155話「ヤマダ曲馬団」の回で、アシリパの行方を追っていた杉元一行。ヤマダ曲馬団の軽業師に荷物を盗まれた円で、樺太で知名度をあげてアシリパの方に所在を知らせようと、曲馬団に参加することになります。

この時、杉元はハラキリショーへ出演、鯉登少尉も軽業で才能を開花。見せどころのない月島と谷垣は少女でもないのに少女団に入れられてしまいます。

こんなところでも真面目に練習に取り組むも、覚えの悪い谷垣は、繰り返し振付師に怒られ、ついには「俺は 少女団のお荷物です…ッ」と、うまく踊れない、と泣いてしまいます。

また、今回の公演で卒業する紅子先輩に励まされ、頑張ろうね、と声をかけられると涙ぐみながらも「うん!」と返事しています。

こういうバカ真面目なところがかわいいと評判なのではないのでしょうか。

作中でも、谷垣が混ざっているとはいえ、少女団の踊りに対してなのでしょうが、観客たちが「かわいい」と歓声を上げています。

それ以外にも、樺太までアシリパを追いかけてきた杉元一行が何度かアシリパの写真と間違えて谷垣の写真を見せてしまうのですが、何故か「かわいいね」と言われています。

これは公式で谷垣がかわいいキャラ、ということで良いと思います。

 


谷垣の面白いところや首の太さについても

 

面白いところ

 

谷垣の面白さに一番拍車をかけているのは、作中で繰り返されるイジりやセクハラという作者の愛情を一身に受けて描かれるところでしょう。

11巻から13巻にかけては途中で杉元一行と再会を果たしたこともあり、登場回が多く、その愛情のオンパレードです。

チカパシ・インカラマッとともにアシリパを追って網走を目指していた時には、11巻102話にて「必ず無事にアシリパを連れて帰ってフチを元気にさせる」「俺もフチの子供だ!」と決意を改めているときに、「谷垣ニシパはヒモだよ~」「ヒモですね」と、チカパシ・インカラマッに言い返されてしまいます。

言い返すことはせず、もの言いたげで黙って二人を見つめている横顔が、なんとも言えません。

11巻110話では姉畑支遁による動物たちへの侮辱行為の犯人と疑われ、アイヌによって磔にされてしまい、谷垣を弁護する杉元に胸毛をむしられたり、子熊の檻に監禁されてしまったりします。

13巻124話にて、田本写真館で杉元・土方一行と共に記念写真を撮影されるシーンは作中の中でも必見です。

この写真家のどの性癖に刺さったのかはわかりませんが、言われるままポーズをとるところが谷垣の面白いところです。この時に、都丹庵士に撃たれ貫通してしまったお尻の怪我の状態も確認できます。

この写真は後々樺太~ロシアの旅で小道具として何度も登場し、読者を笑わせてくれます。

12~13巻、15巻146話「ロシア式蒸し風呂バーニャ」といった、脱ぎ回の多さも、谷垣のために用意されていると言ってもいいかもしれません。こちらも是非、漫画を手に取って実際にご覧いただきたいです。

 

21巻205話「シネマトグラフ」で、「斑文鳥(ケソラプ)の身の上話」を演じた時には、吊り上げられたときに衣装が破れてセットから落下、というお約束まで果たしています。

この様に、谷垣はその素直で真面目・温厚な人柄で、本人に非のあるなしにかかわらず、読者をいつも楽しませてくれる存在です。

こういったところから、作者にも気に入られ、谷垣の登場回はいつも面白くなっているのでしょう。

 

首の太さについても

 

谷垣は、もともと背も高く胸囲も大きめの、体格の良い軍人でしたが、作中徐々に胸囲が肥大化し、それに伴い首の太さが太くなっている印象を受けます。

10巻95話で確認できる、旅に出る直前の谷垣は、まだそこまで首も胸囲も違和感はありません。

15巻141話で犬ぞりに乗った際に、鯉登少尉に「牝牛のように太りよって」、杉元に「肥えすぎだ」などいわれ「走って痩せろ」と落とされてしまっており、明らかに太ったと明言されています。

ヤングジャンプ公式Q&Aによると、インカラマッが占いで稼ぐので、いっぱいご飯をおごってもらったのでしょう、とのことでした。

また、24巻232話にて、村で遊ぶオソマの様子をみてニッコリ笑っている谷垣の首の太さに驚いた読者もいるのではないでしょうか。明らかに頭のサイズを超えています。

これには、作者の公式Twitter(2020/12/17投稿)にもわざと太く修正したことが載せられています。つまり、作者も意図的に太くしたと言って良いでしょう。

 

 

作者はヤングジャンプ公式Q&Aで、谷垣について「最終的には(北斗の拳の)山のフドウくらい大きくなる」といった旨を発言しているので、それを意識されているのではないでしょうか。

 

まとめ

 

今回の記事では、谷垣が可愛いと言われる所以について、面白いところ、首の太さについてお話ししました。

作中のどこを読んでも谷垣の人柄がよく、愛されキャラという立ち位置なのがよくわかります。

彼が出てくるというだけで、場面に笑いが添えられるので、家族や友人として一緒にいるなら、こういう男が良いですね。

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