NHKすくすく子育てから、就学前に身につけたい力と親の心配解決策まとめ。2020年度から新しくなる学習についても

 

NHKEテレですくすく子育て「就学前に身につけたい力とは?」の再放送をやっていました。

入学前のお子さんを持つ親御さんの心配を聞いて専門家の先生がアドバイスをしていました。

また、2020年度から新しい学習指導要領がスタートしますが、どんなふうに変わるのかについても触れていたので内容をまとめてみたいと思います。

「すくすく子育て」からわかる就学前に身につけたい力

●好きなことをやらせて集中力を身につけさせる。親が一緒に遊ぶことでやり取りの楽しさを経験させる。

●目に見える情報を与えることで子供が自ら動きやすくする。やることを紙に書いて貼っておくなど。支度などは慌てないように前もって準備しておく。

●文字に関しては教えすぎないほうがよい。十数文字くらい読めれば十分。

お母さんたちが入学前に心配していること

落ち着いて授業を受けられるか心配

状況:お子さんは活発で幼稚園で先生が話している時も「知ってる知ってる」と自分でも話してしまう。小学校で45分間座って先生の話を聞くことができるのか心配。

お母さんは集中できるようにパズルを買ってやらせてみたが途中で飽きて他の遊びをしたくなってしまう。

先生のアドバイス: 嫌いなものをやらせても意味がない。好きなことをやらせたほうが集中力が付く。子どもが聞く場面を意図的に作るとよい。

朝の支度が間に合うか心配

状況:小学校では班登校だが、決まった時間に支度を終えられるのかが心配。

先生のアドバイス:前夜のうちに必要なものは用意しておくのがよい。視覚的に分かる情報があると子どもは動きやすいので、子どもが分かるように目に見えるスケジュールなどを貼っておくとよい。

文字に興味があるが、きれいに書くことができない

状況:幼稚園でお友達とのお手紙交換をしたいので文字を練習しているが、お友達の字がとてもきれいで比較して焦ってしまう。

先生のアドバイス:今の時点では、文字に対する意欲があって、十数文字くらい読めれば十分。就学前にあまりたくさんのことを教えると学ぶ意欲が失われやすい。

恥ずかしがりやで友達ができるか心配

状況:イベントなど一人で参加できない。ママがいないと不安。

先生のアドバイス:親が心配し過ぎるとその不安が子どもに伝わるので、心配し過ぎないほうがよい。スタジオでの様子を見て、心配ない。

※お母さんは専門家の先生に大丈夫と言われて、それだけで安心したようでした。

2020年度からの小学校の学習方式の変容

トーク&チョーク方式からワークショップ方式へ

今までの、先生のお話しを生徒がじっと聞いて黒板の板書をする、というスタイルから、生徒が中心になってテーマなどを話し合う方式へと変わる。

アクティブラーニング

主体的対話的深い学びができることが目的。

子どもたちが主体的に動くことを重視。先生は指導よりも子供の学びを見守り、何か困っても自分たちの力で解決できる力を付けさせ、問題解決の楽しさを学ばせる。

入学前に学校生活を体験

最近では小学校に慣れておくために入学前に学校生活を体験する試みを数回行っている。小学生と遊んだり、一緒に給食を食べることで自然に小学校になじんでいく。

幼児期に遊びで育てた主体性を受けて小学校生活をスタートする形へ。

まとめと感想

横浜市のある公立小学校では、2020年度の指導要領に則った授業を実験的に行っていて、その様子に以前の教育とずいぶん変わってきていることを実感しました。

スタートカリキュラムというやり方が2020年度からすべての学校で始まります。

上は小学校1年生の4月・5月の時間割です。まだ、国語や算数などの教科はありません。

「なかよしタイム」は、幼稚園や保育園と同じように、遊びを中心にして安心して自分を表現できるようにするための時間。

「わくわくタイム」は、遊びの中で得たことを具体的な体験を通して徐々に学習につなげていく時間。

「ぐんぐんタイム」は自然に教科の学習に進めるようにする時間。

児童が園の生活から無理なく学校の学習に進めるようにという工夫がされていました。

具体例1:

「なかよしタイム」でパンの手遊びをして楽しむ
→「わくわくタイム」で好きなパンについて調べる
→「ぐんぐんタイム」でパンが好きな子の人数を調べる
→算数の学習

また、横浜市ではすべての学校に生活支援専任教諭がいて、各児童について園からの様子を引き継いで、学校につなげる役割をしているという事でした。

具体例2:

2年生の生活科の授業では、子どもたちが年間を通して稲を育て、そこから学習するという事をやっていて、「脱穀の仕方を考える」という授業を紹介していました。子どもたちは先生が提示した3つのやり方をやってみたり、自分たちで新しいやり方を考えて(教室の机を使って穂から粒を取る)やっているもいました。

【感想】

ワークショップ式授業などは欧米の学校がずっと昔からやってきたことで、やっとという感じですが、園の生活からスムーズに小学校への移行ができるような取り組みは新鮮で、いろいろ工夫がされているのに感心しました。

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