【おちょやん】お父さんはお人好しのモデル作品は?実際のラジオドラマとの違いについても

 

 

「おちょやん」21週は、千代(杉咲花)が道頓堀から姿を消して1年経ったところから始まります。

NHK大阪放送局で「お父さんはお人好し」というラジオドラマの企画が進んでいました。

こちらでは「お父さんはお人好し」について見ていきます。

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【おちょやん】お父さんはお人好しのモデル作品は?

「お父さんはお人好し(おとうさんはおひとよし)」は、1954年12月13日 から1965年3月29日まで放送されたNHK大阪放送局制作のラジオドラマです。

このドラマは人気が高く、10年も続く長寿番組になりました。

父・藤本阿茶太郎(花菱アチャコ)と、母ちえ(浪花千栄子)、そして五男七女の子どもたちのささやかな日常生活を描いたものでした。

五男七女の12人にしたのは、アメリカ映画「一ダースなら安くなる」を参考にしたそうです。

「なぜそんなに子供を連れているの?」と聞かれて「一ダースなら安くなるからね」と父親が言うのが定番だったという事です。

これは「お父さんはお人好し」の数年前に日本で上映されヒットした作品でした。

 

「お父さんはお人好し」は人気が出て、後に舞台版や映画版も作られました。


実際のラジオドラマとの違いについて

おちょやんでは、ラジオドラマ「お父さんはお人好し」の企画があり、漫才師・花車当郎(塚地武雅)が千代を推して、千代が探し出される設定になっています。花車当郎は、花菱アチャコがモデル人物です。

左が花菱アチャコさん。右はコンビを組んでいた横山エンタツさん。

千栄子を推したのは芸能部長

「おちょやん」では、お母さん役に人気女優の箕輪悦子を起用する案があり、それに花車当郎(モデルは花菱アチャコ)が異を唱えて、竹井千代を推します。

実際は花菱アチャコと共にNHK大阪放送局の芸能部長・佐々木栄之助も候補として浪花千栄子をあげています。

箕輪悦子は天海祐希さん。出演はあるのでしょうか? ↓

おまけに監督は以前高城百合子の映画の監督の村川茂でした。

お話では、花車当郎が戦時中に防空壕で千代とアドリブのやり取りをしたのが忘れられずに千代を推したとなっていますが、そのやりとりは実話ではありませんでした。

大阪弁が達者で、花菱アチャコのアドリブにも対応できる人物、という事で浪花千栄子が候補に挙がりました。

アチャコも浪花千栄子と共演をしたいと思っていたので、NHK大阪放送局は本格的に浪花千栄子を探します。

佐々木の部下でディレクターの富久進次郎が少ない情報を頼りに探し回り千栄子を探します。

「京都の撮影所近くで働いている」といううわさを頼りに探し回ったそうです。

半日以上探しても見つからなくて、半ばあきらめて四条河原町の一杯飲み屋で何気なく主人に聞いたところ、さっきそこの銭湯に入っていった、という返事。

そこから四条河原町近くの裏町にある家の二階に間借りして住んでいた千栄子を見つけ出しました。

当時千栄子は着物を質に入れるほど生活が困窮していたそうです。

なんと千栄子も再起するなら花菱アチャコと共演したいと思って、他の出演の話を断っていたのでした。

アチャコとの共演を求められた千栄子は快諾します。

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「おちょやん」では自分は千代ではないと否定

「おちょやん」では、NHK放送部の酒井と桜庭が千代を探して家に訪れますが、「自分は千代ではない」と否定します。

食い下がる二人に、仕方なく中にいれ話を聞きますが、ラジオドラマ出演の話だと分かると、千代は断ります。

千代はもう女優をする気が無いのでした。

●千代は義母・栗子と一緒に、姪に当たる春子を育てていました。その春子が幼い頃の千代を演じた毎田暖乃さん!

継母の栗子と一緒に暮らしていた設定もお話の中のことでした。

「おちょやん」では姪の春子に励まされて出演を決める

かたくなに女優復帰を断っていた千代でしたが、姪の春子が、みんなの前で作文を読むことができたという報告を受け、失敗を恐れていた自分を振り返ります。

春子の勇気に励まされて、千代はラジオドラマの仕事を引き受ける決心をするのでした。

これも「おちょやん」のお話の中のことです。

千栄子のラジオドラマ初出演は「アチャコ青春手帖」

「おちょやん」では、「お父さんはお人好し」に出演するのが、千代の初めてのラジオドラマの設定になっています。

実話ではその前に「アチャコ青春手帖」というラジオ番組があり、その番組のために浪花千栄子は探し出されました。

「アチャコ青春手帖」は1952年に放送された長沖一原作のラジオ番組で、浪花千栄子は花菱アチャコの母親という役どころでした。

当時花菱アチャコは50代でしたが、声だけなら20代の役でも行けるだろう、という事で出演したそうです。

この作品は大ヒット作となり映画化もされています。

ついで「アチャコほろにが物語 波を枕に」を経て、「お父さんはお人好し」が放送されたのです。

「お父さんはお人好し」は浪花千栄子と花菱アチャコが夫婦役だったので、以前親子だった二人が夫婦役をすることに、放送開始当初は苦情が殺到したそうです。

しかし「お父さんはお人好し」での夫婦役が定着すると、今度は二人が本当の夫婦だと信じる聴取者が出てきました。

地方収録の際には、本物の夫婦と勘違いして旅館が二人を同室にしたこともあったそうです。

花菱アチャコ が、藤本阿茶太郎を、浪花千栄子 が妻のおちえを演じました。

ラジオドラマを希望する声

●千代と当郎のラジオドラマ「お父さんはお人好し」をやってほしいという声が多数ありました。

●岡田あーみんの「お父さんは心配性」を連想する人も・・・

まとめ

「おちょやん」21週に出てくるラジオドラマ「お父さんはお人好し」について見てきました。

実話との違いも多少ありましたが、大筋はそのままで、12人の子どもがいる大家族の悲喜こもごもを本場の大阪弁で放送した作品でした。

くまた
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