【エール】鉄男が暁に祈るの歌詞を書けた理由は?陰に藤堂先生の言葉あり!

 

 

鉄男(中村蒼)は「暁に祈る」の歌詞を裕一(窪田正孝)に頼まれて挑戦しますが、軍部から6回も書き直しをさせられます。

自分には書けないとあきらめた鉄男でしたが、裕一はあきらめません。鉄男を藤堂先生(森山直太朗)に会わせます。

今回は、鉄男が「暁に祈る」の歌詞を書けた理由や背景を探ってみたいと思います。

【エール】鉄男が「暁に祈る」の歌詞を掛けた理由は?

「暁に祈る」は、陸軍の馬政課が、愛馬精神を国民に浸透させるために作った映画「暁に祈る」の主題歌です。

裕一はこの歌を自分が作曲し、鉄男が歌詞を書き、久志(山崎育三郎)が歌うことで「福島三羽ガラス」の歌にしようと思っていました。

しかし、新聞社出身の鉄男は、なかなか国威高揚や愛馬精神につながる歌詞が書けずにいました。

陸軍の担当者には、「あなたは根本が理解できていない」と言われます。

福島に行く裕一と鉄男

裕一は鉄男を福島に連れて行きます。

藤堂先生に会わせるためです。

単純に先生から何か助言をもらえるのではないかと思ったのでしょう。

しかし藤堂先生は出征が決まっていて、鉄男に「自分のことを思って書いてくれないか」と言うのです。

急に戦争が身近になった鉄男は、戦いに行く先生のことを思って歌詞を書き始めます。

深刻な内容とは違って和やかな撮影現場↓

家族の存在

鉄男の家族は離散していて、鉄男は家族と連絡を取っていないようです。

裕一の家族に会ったり、久志の父のことを聞いたりして(なぜか久志が裕一の家に来ていた)、家族について「いいものだけれど、心配の種でもあるのだ」と思う場面があります。

出征する兵士の家族の立場も思って歌詞を書くようになるのです。

負傷兵の存在も

鉄男はおでん屋を営んでいて、そのおでん屋に負傷兵が来たことがあります。

彼は腕を戦争で無くしていて、「地獄だよ、戦争は。心を殺さないとやってらんねぇ」と鉄男に話します。

戦争に対して実感がわかなかった鉄男ですが、兵士の様子から、戦争の実態を想像するようになります。


まとめ

作詞に行き詰っていた鉄男ですが、藤堂先生の「出征することになった自分の事を思って歌詞を書いてくれないか」という言葉に励まされて、詩を書くことができるようです。

ついに福島三羽ガラスが世に出ることになりますね。

 

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