【エール】音のモデル古関金子は妊娠して退学した?史実や歌手としての経験についても

 

 

6月4日の朝ドラ「エール」では、音(二階堂ふみ)の妊娠が分かり裕一(窪田正孝)は大喜びで赤ちゃんのおもちゃなどを買いそろえます。

音は音楽学校の記念公演の稽古の後で妊娠したことを告げるも周りから微妙な感じで受け取られてしまいます。

妊娠して体調を崩し、ビオレッタ役と母親であることの板挟みで悩む音。

音のモデルの古関金子さんは妊娠して音楽学校を退学したのでしょうか。

【エール】音のモデル古関金子は妊娠して退学した?

ドラマでは音は記念公演でビオレッタ役を射止めて、練習中に妊娠が分かって、降板し中退となるようですが、それは創作で史実とは異なります。

実際は、古関金子さんは妊娠・出産を経て子育てに専念するために学校を中退しました。

史実や歌手としての経験について

実際は舞台でオペラを歌っていた

実際は、帝国音楽学校の声楽部本科でベルトラメリ能子(よしこ)に師事し、「カヴァレリア・ルスティカーナ」や「トスカ」などの舞台を踏んだのち、子育てに専念するために学校を中退しました。

「カヴァレリア・ルスティカーナ」はマスカーニのオペラで、帝国音楽学校の学園祭のガラコンサート(特別公演)で行われました。そのときに金子さんは主役の村娘サントゥッツァのアリアを見事に歌いました。

「トスカ」のアリアはヴォーカル・フォアの合唱団の幹部内田栄一から誘われて、ラジオの放送オペラで歌いました。ベルトラメリ能子(よしこ)先生に相談すると、「おやりなさい」と後押ししてくれたそうです。

妊娠・出産後も歌をあきらめなかった

金子さんはラジオ放送で歌ったことで自信をつけ、さらに勉強し大きな舞台に立ちたいと決心したそうです。そんな時に妊娠が分かります。

福島の裕而さんの母からも、金子さんの母からも祝福の言葉と共に歌をやめて子育てに専念することを期待されました。

しかし、裕而さんは歌の勉強を続けるように励ましてくれたそうです。金子さんは音楽学校に通い続けるのでした。出産後音楽学校を中退します。

しかしなんと裕而さんとお父さんに励まされて、ベルトラメリ能子に頼んで歌のレッスンを再開したのです。

その後3人の子宝に恵まれ、歌のレッスンを中断しながらも、最終的に古関裕而が作曲した創作オペラをラジオ放送で歌うのです。このオペラは「朱金昭」「トウランドット」「チガニの星」の3作品でそれぞれ30分に渡り放送されたそうです。

金子さんはこの放送を見事にやり遂げ、オペラ歌手の目標を果たすことができたと、方針を切り替え家庭を舞台に生きることにしたそうです。

その後戦争が始まると外国の歌を歌うことはなくなり、疎開先の福島の飯坂温泉で、知⼈の家や旅館を間借りして暮らしていたときに終戦となり、歌をまた歌うようになったそうです。

⾦⼦さんが歌うと、旅館に出⼊りしていた進駐軍のアメリカ兵もうっとりと⽿を傾けていたという事です。

音は強欲?選択に悩む現代の女性?Twitterの意見

音は音楽学校の記念公演の稽古の後で妊娠したことを仲間に告げます。

演出担当の黒崎先生は音の妊娠のことを聞くと、「一緒にやれなくなるのは残念だが、めでたいことだしな」と言います。すると音は「いえ、私舞台には出ます。生まれるのはまだ先ですし、体調も問題ありませんから」と言うのです。

しかし、その後千鶴子(小南満佑子)からは「皆とまどってる。気を使って思いっきり練習ができないって」と言われてしまいます。

そして音は体調を崩して稽古を休んでしまうのでした。

自分の夢と、母になる現実の間で揺れ動く音。気持ちも不安定になり、姉の吟が様子を見に来てくれてもふてくされて引っ込んでしまいます。裕一にも「裕一さんは家にいるんだから私の代わりに子どもを産んで」と言うのです。

そんな音に対してわがまま過ぎだというツイートがありました。

音の気持ちがよくわかるというツイートも。

しかし史実は妊娠しても学校をやめず、産後学校はやめるものの、周囲の理解のもとにラジオの放送ドラマでオペラを歌う古関金子さんなのでした。すごすぎる~

まとめ

今回は朝ドラ「エール」の音のモデル古関金子の退学事情について、また、舞台経験についてドラマと比較してみました。(参考:五十嵐佳子著 金子と裕而)

それにしても音は体調が悪くなり辛そうですね。裕一に「変わって赤ちゃんを産んで」と言う場面も。裕一は「代われるものなら代わりたい」と言っていました。優しいですね。

音のモデル、古関金子さんについての記事はこちらにもあります。

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