5月19日放送の「エール」で、早稲田大学応援団の部室に入ってきて、鼻の下に紙を当てて話す人物がいました。たぶん部室が臭かったからだと思いますが、その人は早稲田大学の事務局長でした。
22日の放送では、可哀想に応援部の部室の柱に縛られてさるぐつわまでされていました。
演じている俳優さんはどこかで見た方なのですが、誰なのでしょう?
【エール】早稲田大学事務局長役の俳優は?
その俳優さんは、徳井優(とくい ゆう )さんでした。
(c)NHK
名わき役で数々のドラマやCMに出演されているベテラン俳優です。なんといっても「引越のサカイ」のCMキャラクターで有名です。
徳井優の経歴について
徳井優(とくいゆう )さんは、1959年生まれ、大阪市出身の俳優。高岡事務所に所属しています。
得意さんは中学2年のときに「俳優になろう」と決意し、大阪府立守口高校卒業後、1978年に東映京都俳優養成所に入所しました。
1979年、『日本の黒幕』にて立原繁人の芸名で映画デビューし、1987年に徳井優に改名しています。
1989年に「引越しのサカイ」のCMキャラクターとして起用され、ブレイクしました。それまではこてこての関西人と思われるのが好きではなかったものの、CMでブレイクしてからは「生まれ育った地、関西人のキャラクターを受け入れ、前面に出せるようになった」そうです。
近年の出演作品
2017年 「サバイバルファミリー」
2019年 「デジタル・タトゥー」神田校長
2019年 「ベビーシッター・ギン!」NHK BSプレミアム) 宇佐美権助
2020年 「ハムラアキラ〜世界で最も不運な探偵〜 第3回」ミワ
2020年 「リバイバルドラマ「居酒屋兆治」」(NHK BSプレミアム)
2019年 「かぐや様は告らせたい」 校長先生
NHK連続テレビ小説出演作品
1998年 「天うらら」 木村伸男
2006年 「純情きらり」 野木山与一
2008年 「ちりとてちん」 あわれの田中
2010年 「ゲゲゲの女房」 亀田達吉(質屋)
2012年 「梅ちゃん先生」 軍需工場の監督官
2013年 – 2014年 「ごちそうさん」 大村宋介
NHK大河ドラマ出演作品
2002年 「利家とまつ〜加賀百万石物語〜」 くじら屋権太
2005年 「義経」) 堀親家
2006年 「功名が辻」 田中孫作
2008年 「篤姫」 伊東玄朴
2012年 「平清盛」 茂貞(常盤御前の父)
2018年 「西郷どん」 山田為久
今放送中の、NHK BSプレミアム「70才、初めて産みましたセブンティウイザン。」では幼稚園の園長役で出演しています。
ネットに公式掲示板を持っている
得意さんはネット上に「徳井優の黒板」という徳井優の公式掲示板を持っていて、視聴者とやり取りしています。質問にもきちんと答えていらっしゃるお人柄に感心しました。
エール・徳井優についてネットの声
徳井さんの登場はネットでも話題になっていました。
徳井優、またまたいい役者が出てきたねえ。恐らく出番は少ないのだろうが、惜しげもなく次々と良い役者が出てくる。これだから、朝ドラは目が離せない。 https://t.co/jpEKlwpw4Y #エール #徳井優
— 西川 毅 (@tsuyonishika) May 19, 2020
エール見てる〜
突然の徳井優さんご登場にときめくわ— これまち🏉郷中@テレワーク康政様の笑顔が見たい (@heavy_user_twit) May 19, 2020
引っ越しのサカイのCMを思い出し、急に踊り出すのではないかと期待してしまう、という感想。多くの方が同じように思ったのではないでしょうか。 ↓ ↓
事務局長役の徳井優さん登場
開口一番、
引っ越しのサカイのCMを思い出してしまう。
急に踊り出すのではないかと
期待してしまう。🕺🕺🕺— かなぶん (@hE1GeotEK0FAALW) May 19, 2020
エールの早稲田大学事務局長はどんな人?
事務局長らしく、とても事務的な方です。
応援歌「紺碧の空」の作曲を誰に頼んだのかと聞いて、団長が「古山裕一です」と答えると「おいおい、それは困るねぇ、学校の応援歌を勝手にやってもらっちゃあ」といい、「曲は我々が選んだ人に作ってもらいます」と断言。
日にちがもうない、という団長に「今期ではなくてもいいでしょう」といい、それだと団長が卒業になってしまう、という部員の言葉に「だから? 学校のことに個人の思いなど挟まる余地はなし!」とにべもありません。
そして、「話は尽きましたね。では私が日本で最高の作曲家、小山田先生に頼んであげましょう」と言って帰ろうとします。
その後ろ姿に団員が「小山田先生は一度作っておられます」「その時の曲が古臭いとあまり評判がよくなく‥」というのに「個人の主観など関係ない!では!」と声を張り上げて帰ってしまいました。
小山田耕三(志村けん)は「紺碧の空」の作曲をするつもりだった?
22日の放送で、事務局長が小山田耕三(志村けん)のところにお詫びをするシーンがありました。
「紺碧の空」の作曲を古山裕一がしてしまったことを謝りに行ったのです。
小山田耕三は、「紺碧の空」の作曲を自分がしようとしていたようです。古山裕一が作曲したことにイラついているようで、事務局長に「もういい!」と憮然とした表情で言っていました。
まとめ
今回は朝ドラ「エール」で早稲田大学の事務局長を演じる徳井優さんについて調べてみました。
22日にも出番があるようで、楽しみです。
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